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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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マイク・マリガンとスチーム・ショベル」 ママの声

マイク・マリガンとスチーム・ショベル 作・絵:バージニア・リー・バートン
訳:石井 桃子
出版社:童話館出版
税込価格:\1,650
発行日:1995年
ISBN:9784924938298
評価スコア 4.78
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  • ものを大切にする

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子3歳

    読んでいると、6歳児が
    「これ、読んでもらったことがある」
    私もタイトルでは読んだ記憶がなかったのですが、
    読んでいると以前1回読んだことがあると思い出しました。
    なんとなく聞いているようで、
    子どもの記憶力ってすごいですね。

    時代の変化でどんどん新しいものができてきますが、
    ものを大切にするっていう気持ち、
    忘れないようにしたいです。

    また観客がいるとがんばれるっていうのも
    わかるような気がします。
    子どもたちの頑張りもうるさく口を挟まず
    見守っていきたいです。

    投稿日:2019/06/29

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  • ボイラーになっちゃった(笑)

    3歳半の息子に図書館で借りました。
    私が「ちいさいおうち」が大好きだったのと、
    息子が乗り物好きなので。

    これもちょっと懐古のストーリー。
    スチームショベルとは、石炭で動くショベルカーのこと。
    昔はそんなショベルカーもあっただなんて初めて知りました。
    街では、電気ショベル、ガソリンショベル、ディーゼルショベルが
    どんどん発明され、導入された時期の話みたい。
    スチームショベルの仕事がどんどん減って、
    市役所の地下室の穴を一日で掘ると約束してしまって…

    やはり絵がすてき。これは色彩が豊かですね。
    みんながスチームショベルを応援するところもいいです。
    繰り返しで、子どもは喜ぶと思います。
    また、最後にショベルが市役所の地下のボイラーになってしまうのも
    ちょっと笑えました。

    息子も面白かったようです。
    この本、欲しいなあ。

    投稿日:2014/09/12

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  • 大好きな絵本です

    『ちいさいおうち』や『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』など、ヴァージニア・リー・バートンにはたくさんの有名な絵本がありますが、私はこの絵本が一番好きです。
    メアリ・アンと名づけられたスチームシャベルと、その運転士マイク・マリガンが活躍するおはなし。注目されればされるほど頑張れる2人は、「100にんのにんげんが1しゅうかんかかって、やっとほれるくらいのあなを 1にちでほって」しまいます。たくさんの見物人に自分が混じって応援しているような気分になります。
    はじめの方の繰り返しも楽しいし、最後の思わぬハプニングにもドキドキ。少し長めのお話ですが、小さい子でも最後まで飽きずに楽しめると思います。

    投稿日:2013/12/02

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  • 古いものに対するやさしさ

    乗り物が主人公のお話で、「ちいさいおうち」と同じく時代の移り変わりを題材に描いています。文章はしっかりと読み応えがあり、長いですが、どうなるのだろうとハラハラドキドキと読み進んでいく楽しさで物語に入り込めます。意外な結末も楽しかった。決して教訓じみていない、古いもの対するやさしさに心を打たれます。
    あたたかみのある、素敵な絵も一層心を打ちます。
    乗り物が好きな子も、そうでない子も楽しめると思います。

    投稿日:2011/12/14

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  • はらはらどきどきしました

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳、男の子7歳

    働く車が出てくる本は、息子があまり車に興味を示さなかったせいか、これまで読んできませんでした。なので、この絵本を読むと、働く車が大活躍することによる喜びなどが新鮮に感じられ、もっと読みたいなあと思ったしだいです。
    スチームショベルっていうのがあるんですね。蒸気機関車がディーゼルや電気にとってかわられたように、スチームショベルにもディーゼルや電気、ガソリンなどのショベルができたことで向かい風が吹きます。
    いくら旧式でも、みんなに注目されればそれだけがんばれる!っていうところがすごかったです。どうなることかと、はらはらどきどきさせられた場面もありましたが、がんばったかいがあってよかったねえ!という結末に安心しました。
    読み終わりは気分爽快、いっぱい元気をもらえました。

    投稿日:2010/04/28

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  • 第二の人生

     バートンの作品は、「きかんしゃ」でも「スチーム・ショベル」でも、人間と同じ仲間、あるいは、子どもたちのヒーローのように、表情も感情も豊かに描かれているところに共感がもてますね。読んでいるうちに、自然と力が入ってきて、いっしょに応援したくなってしまいます。

     娘も、スチーム・ショベルのメアリ・アンが一生懸命穴を掘っているシーンでは、いっしょになって、本のセリフ通り、“Faster faster faster!”(もっともっと早く、早く)と、両手を使って、わっせわっせと穴を掘る真似をしています。そして、新式のショベルに仕事を奪われてしまう場面では、本当にメアリ・アンの気持ちになって、しょんぼり。古くなった他のスチーム・ショベルたちがごみの山に捨てられ、錆びつき、壊れてしまった絵を見ても、同じようにとても悲しんでいます。

     なので、新しい市役所建設のための大仕事を得たときには、本当に、がんばれ、がんばれの手に汗握る大声援で、メアリ・アンと一体になって(!)穴掘りをしていました。

     でも、メアリ・アンが地下室のボイラーとして働くことになったエンディングに対しては、(胴体がボイラーに変わり、スチームの煙突が壁に接続された絵を見て)「えっ、壁につながっちゃったの? もう動けないの? じゃあ、穴掘りは?」と、ちょっぴりさみしくなってしまった様子。市役所建設前に、掘った穴の中にいるメアリ・アンのところに、町の人たちがはしごを使って下りてきたページに戻って、「メアリー・アンも、はしごから上っていけばいいのに。」と言っていました。

    娘には、メアリ・アンがスチーム・ショベルとして元気に穴を掘る姿が1番輝いて見え、これからもずっと見続けたいと思ったのですね。まだまだ成長盛りの子どもには、「第二の人生」は想像がつかないかな?

    投稿日:2009/08/02

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  • 幸せな晩年

    「ちいさいおうち」などで有名なバージニア・リー・バートンさんの本です。
    この方の絵本、他の本もそうなんですけど、時代の移り変わりや流行、技術進歩によって古臭く思われてしまうようなモノたちについて、モノの価値っていうのはそういうところにあるんじゃないんだよということをしっかり語ってくれるんです。

    この絵本は、主人公が、なんと蒸気機関車みたいに「石炭」で動くパワーショベルなんです。
    皆に時代遅れと馬鹿にされようと、とってもよく働くショベルと運転士。
    この2人(?)の友情とその勤勉な働きぶりに感動です。
    そして働き者のショベルは、最後に、文字通り形を変えての幸せな晩年が待っていました!

    ちょっと文章が長いけど、4歳の息子も楽しんで読んでいました。

    投稿日:2008/10/16

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  • 友情物語

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    最新のものに飛びついてしまう現代人とは大違いで、
    マイクはスチーム・ショベルのメアリ・アンを誇りに思っているとことがいいですね。

    二人がどんなに信頼しあって、きっちりを仕事をこなしてきたかを丁寧に描いてあります。
    子どもたちもどんどんお話に入り込んでくるでしょう。

    でも、新式のショベルに仕事を取られてしまいます。
    そこで落ち込まない二人がいいです。
    自分たちのできることを自分たちで見つけます。
    なんて、力強い二人でしょう。

    絵ももちろん素敵です。
    四季の移り変わりや、時代の変化がきれいに描かれています。
    こんな素敵な絵本を子どもたちに読んであげてほしいですね。

    投稿日:2008/04/03

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  • さすがにバージニア・リーバートンです。

     「はたらきもののじょせつしゃけいてぃー」といい、「いたずらきかんしゃちゅーちゅー」といい、子どもが喜ぶひたむきさや働くことの素晴らしさをみごとに描いています。

     スチームショベルってどんなんだろうと、最初は思いましたが、時代が違ってもそこに生きる人々の思いや働く姿は決して色あせる事がありません。何十年たとうとも愛される絵本だなぁと、またまたバージニア・リー・バートンのファンになりました。

     少し長いお話ですが、繰り返しの部分があったり、どうなってしまうのかという、ハラハラ感があったりと、3歳ぐらいからでも十分に楽しめます。

    投稿日:2007/10/09

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  • 仕事が出来るって格好いい!

    • 絵本と一緒さん
    • 40代
    • ママ
    • 石川県
    • 女の子18歳、男の子15歳、女の子13歳

    次女の感想「小さい時 意味がよく分らなかった」

    この絵本は文字が多いです。長いお話です。
    けれど読まずにはいられないほど、ぐいぐい内容に吸い込まれ夢中になります。
    絵と文字により完成された作品は 読んでいて泣きたくなるほど素敵です。

    仕事に責任を持つ
    仕事道具を大切にする
    仕事は1人では決して出来ない 

    生きていくことは 誇りを持って出来る仕事があること
    それには 大きな愛が必要であると伝えてくれます。

    【がっかりしました】・・・・・・ 本当に悲しい。 

    ジャーン!と登場した新式の機械。
    左右ページを見比べ 便利・速さに注目してしまいますが
    子供心にも通じるものがあったのでしょう。
    とても悲しんでいました。

    たくさんの方と一緒に汗を流し、造り上げた大きな街
    マイク、メアリ 本当にお疲れ様でした。

    新しいまちで 本領発揮。
    そこで見守る大勢の人達もとても丁寧に書かれています。

    頑張れ!頑張れ! 一緒に大声援! 一緒にやったぁ! 一緒にわーい!
    今度 遊びに行くからね。
    仕事が出来るって格好いい!一生懸命って素晴らしい!

    投稿日:2007/07/12

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