「ぼくがすて犬になった日」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

たっちゃんが子犬を買ってもらう約束でお父さんに連れてきてもらったところは、動物愛護センター・・・・
ペットショップへ行くと思っていたたっちゃんはへそ曲げて、ガムを噛みながら、ふうせんを作り「パン！」とわれると、なんとぼくはすて犬になってしまった・・・・
毎年人間の身勝手で処分される犬猫は34万匹といわれます
たっちゃんはすて犬になったことで、犬の立場から最後までかわいがると心に決めます
ペットブームの中でともすれば動物の命が軽んじられてしまう時代にこの絵本は、しっかりと動物の命の大切さも教えてくれます
原案者が書いたあとがきの中に「作者不詳の、犬から飼い主への気持ち10カ条」は読んでいると切なくなってしまうかもしれませんが、親子で考える良い機会になると思います

たっちゃんのお誕生日に子犬を買ってもらう約束をしたのに、たっ

ちゃんは、「動物愛護センター」に連れて行かれたので、不服でし

かたありません。面白くないたっちゃんは、フーセンガムを膨らま

せて遊んでいます。「ぷぅ〜〜〜　　パ〜ン！！」割れたと同時に

たっちゃんは、」犬になっていました。そこで、犬の気持ちがわかり

飼い主の都合で、期限までにもらわれなければ、処分され死ぬし

かないことを学びました。

眠ってしまっただけで、たっちゃんは、元の姿に戻っていてよかっ

たなあと思いました。このことがきっかけで、「命を捨てないで！」

の意味を十分に理解して育てるたっちゃんだと思いました。

裏表紙に、たっちゃんに貰われたチロと並んで走っているのが

チロの妹の子犬のような気がしたのですが・・・・・・・

そうなら、いいなあと思いました。

読むのを若干ためらいましたが読みました。だんのそのこ先生があとがきに書かれている」犬の飼い主への十戒」に涙が止まりませんでした。ペットを飼われている方、これから飼おうとしている方に、是非心に留めておいて欲しい内容です。