話題
むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

  • 笑える
  • 全ページ
  • ためしよみ

すってんてんぐ」 みんなの声

すってんてんぐ 作・絵:木曽 秀夫
出版社:サンリード
税込価格:\1,320
発行日:1984年
ISBN:9784914985257
評価スコア 4.22
評価ランキング 23,293
みんなの声 総数 17
「すってんてんぐ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

17件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • ぐるんぱみたい

    『ぐるんぱのようちえん』の天狗版みたいですね。こちらはユーモアを全面に押し出したようで。
    お供えがなくなって顔色が悪くなった天狗、自慢のうちわがただの枯れ葉になった天狗には大笑いです。
    転職が続いてもいつかは適職がある! 長い鼻も最後にはなくてはならないものに。
    お江戸が舞台の楽しい読み物です。

    投稿日:2007/07/30

    参考になりました
    感謝
    1
  • てんぐどんリストラさる。

    • 佐保姫さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子1歳

    ある村の鎮守の神だったてんぐ。
    村人たちに信仰され、いつもお供えが絶えなかった。
    ところが時がたち、ある時となりの山にお宮ができたら、人々はそちらを信心するように。
    お供えをもらえなくなったかわいそうなてんぐどん、どんどん元気がなくなっていく。
    そこで、町にでて就職することに、ところが長い鼻がアダとなり、どの職場でも上手くいかず……。

    このてんぐ、村人たちを一生懸命守ってあげて、お願いも聞いてあげていたんです。けれども、時がたったら、人々は新しい神様がよくなっってしまったようで。まぁ裏切られたようなものですよね。でも、このてんぐのいいなぁ、さわやかだなぁと思うのは、ぜんぜんそれを恩着せがましく言わないところ。
    そっかぁ、リストラかぁ、じゃっ新しい仕事さがそっかな。じゃないとおまんま食べられないからナー。っていうサッパリ感。

    その後、『ぐるんぱのようちえん』よろしくいろいろ職探し。でも、ぐるんぱと違って、可哀想感より、おかしさが漂うのは、このてんぐどんの性格でしょうね。

    もちろん最後は良いお仕事に就けます。

    大人にとっては、不況の現代になんかヒントがある一冊といえるかも。
    もちろん、子供は純粋に楽しめること請け合いです。

    投稿日:2003/01/25

    参考になりました
    感謝
    1
  • 色々なお仕事

    てんぐの本だと思って読んでみたら、確かに主人公はてんぐなのですが、てんぐとは思えないほどキュートでおもしろいストーリーでした。
    てんぐさんがいろいろなお仕事を渡り歩いていく様子が描かれています。
    娘が一番笑っていたのが、郵便配達夫。そうか、それでポストが赤いのか!なんて妙に納得して読んでいました。

    投稿日:2018/02/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • ユーモアたっぷり、意外な結末。

    ちょっと昔話的な言い回しが多いので、読み聞かせる前には親が下読みしておいたほうがいいかも。
    4歳の息子は「おさむらいさん」が大好きで、大河ドラマや水戸黄門を欠かさず見ているので、この言い回しにもすんなりとなじめたようです。

    てんぐさんがいろんな仕事に挑戦するところでは、なぜその仕事がうまくいかないかを説明してほしいと言われるので、結構大変です。
    でも、「〜だから、〜になっちゃって失敗しちゃうんだよ」と説明すると大笑いしてくれるので、うれしいです。

    みんなに神様としてあがめられなくなった「てんぐどん」が、がんばってまた神様として成功するお話、かと思ったら大間違い。
    ユーモアたっぷりの面白はなしです。
    常識が備わってきた4歳くらいからが、読み聞かせにはいい時期だと思います。

    投稿日:2011/10/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • 城下町の様子がわかる

    • 土筆さん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子5歳、女の子3歳

    4歳の息子に読み聞かせました。
    城下町の様子、昔の人々の仕事を垣間見ることもでき、
    親子で楽しみました。
    テンポ良く読めるのも嬉しいです。

    投稿日:2011/03/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • 青くなったり赤くなったり

     てんぐさんは、その昔村の守り神だったのに、隣山にお宮さんができてからというもの、とんと客足というかお供え物をする村人たちの数が減り、赤いお顔が青くなるぐらいの極貧生活に。こうなっては仕方がないと山をおりて町に職探しにいくあたりは、なんだか世のお父さんたちを思い浮かべてしまいます。

     いろんな職業を持ち前の器用さでこなすのですが、トレードマークの長い鼻が邪魔をしてうまく出来ません。いろんな仕事を体験して挫折して、それでもめげずに頑張ります。そんな時、自分にぴったりの仕事がみつかり、昔のように真赤なお顔にもどり元気はつらつと仕事する姿に勇気を与えられます。

    表紙を開いた所にも、作者のこころにくい「てんぐ」が描かれているので見てみてください。

    投稿日:2007/01/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • てんぐどんの求職話

    てんぐどんが、都に出ていろいろ仕事を探すのですが、その仕事のひとつひとつが「石屋」「かごかき」「ちょうちん張り」など、昔の日本の仕事なんですね。とっても興味深いです。絵もいきいきしていてかつ繊細です。すみからすみまでじっくり親子で眺めて、昔の日本の風俗についてお話したい本です!

    投稿日:2006/10/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • てんぐの鼻のつかいみち

    てんぐが神様だった時代があるのでしょうか?
    霊験新たかな社に役が奪われたてんぐどんの身のふりかたが、何とも哀れです。
    てんぐの鼻がこれほどの厄介なものとは思わなかったのですが、転職風景に心ならずも笑ってしまいました。
    絵で勝負の展開なので、読み聞かせではちょっと難しいかも知れません。
    鼻と健脚が役立つ職を見つけたので、ほっとしました。

    投稿日:2019/02/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 町に降りてきて、職探し

    絵がとても剽軽な感じで、特にみんなの目が気になりました。
    誰もお供えをしなくなって、食べて行けなくなった天狗が
    町に降りてきて、職探し、次々と仕事を見つけては、頑張ってみる
    健気さがすごいですね。
    最後には、持って生まれた才能を使って良い仕事に就けて良かったです。楽しいお話でした。

    投稿日:2018/02/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 小学生にオススメ!

    知り合いから譲っていただき、娘が2つぐらいの頃からうちの本棚にあったのですが、あまり読み聞かせに登場することはありませんでした。

    当時まだ言葉を覚えたての娘には、昔話風の文章がわかりづらかったのと、左官、畳屋、呉服屋、刀鍛冶、ガラス吹き、飛脚など、小さい子供にはなじみのない職業ばかり出て来て、興味をそそられなかったようです。今5歳の息子もやはり反応が薄いですが、現在8歳になった娘はやっと話の内容がわかるようになり、さまざまな職業の挿絵を見ながら興味を持っています。小学校低学年から中学年ぐらいにオススメの絵本だと思います。

    てんぐが主人公です。神様だったのに時代の流れから落ちぶれてしまいます。
    すってんてんのてんぐは人間社会に入ろうとして、さまざまな職業を試すも失敗ばかり。でもあるとき、ついに「飛脚」という天職に巡りあいます。人生、挫折することだってままある。だけど誰にでも必ず良いところや得意なことがあって、人の、社会の役に立つんだよ、必ず良い時は来るんだよ、とさりげなく子供たちに教えてくれる本です。大人だって、元気づけてもらえる内容です。

    結末もいいです。ポストが赤いのはそういうわけだったのね!
    読後感はとても良く、ユーモラスな挿絵もおすすめのポイントです。

    投稿日:2015/05/24

    参考になりました
    感謝
    0

17件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(17人)

絵本の評価(4.22)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット