「もぐらくんとなつ」 ママの声

なつからイメージするようなお話ではなかったので、意外でした。
お花によじのぼって葉っぱをむしゃむしゃ食べているけむしたちをもぐらくんとシジュウカラが、切り株の倉庫に連れて行きます。すっかりしおれてしまったお花に水をあげ助けてあげました。
我が家の娘の記念樹のすももの木も葉っぱをけむしに食べられて、がっかりしていたので、もぐらくんたちに助けてもらいたいなと思いました。
最後には、けむしたちは、なんとちょうちょになっていました！
なつには、びっくりすることがいっぱいあるとうことを教えてくれました。
絵がとっても可愛かったです。

娘は毛虫が蝶に変わるのがお気に入りなようです。
毛虫が倉庫に入るシーンになると、「蝶になるんだよね！」とうれしそうに言ってきます。
最初に読んだ時こそ、『はらぺこあおむし』の影響か、「あおむしが蝶になるんじゃないの？」と不思議そうでしたが。いろいろなけむしやあおむしがいるからね。

このお話は夏にモグラくんが体験した面白い出来事を描いたお話でした｡いもむしたちの襲撃で花が枯れてしまい､そのお世話を一生懸命に頑張って花の命を助けたり､鼻を食べていたいもむしたちを閉じ込めておいたら蝶になったという｡いろいろな体験を通してモグラくんが生き生き生きている感じがかわいいお話でした｡

図書館で2歳半の息子が自分で選び持ってきました。
裏に「チェコの人気者　もぐらくん」と記載されています。海外らしい鮮やかな色使いで描かれています。もぐらくん・シジュウカラのひな・けむしくんが出てきますが、けむしくんの表情が小粋な感じで可愛いです（個人的にはスーパーマリオの［はなちゃん］似）。
物語の中でむぐらくんは、お花の葉っぱを食べたけむしを『おはなをたべちゃだめ！』と、きりかぶの倉庫に閉じ込めてしまいます。お花のお世話を終え、数日後に倉庫へ向かうとけむしは蝶になっていました。
大人の目線で読むと『けむしくんだって生きるために食べているのに･･･』ともぐらくんの行動に違和感が残りましたが、最終的にはお花も元気になり、けむしくんも蝶になれたのでハッピーエンドなのかな？

シリーズであるようなので、他のものも読んでみようと思います。

この話は、ちょっと不思議でした。

もぐらくんのお話は何度も読んでるし、

何冊も持っています。

だけど、これはまたおもしろ展開で

ちょっと驚きました。

子どもは普通に感動できると思います。

大人はえっ？ってなりますが・・・。