この絵本、最初の印象は
「のんびり進む感じで、なんかイライラする〜」だった。
だから、あんまり読み聞かせしてなかった。
3回目に読んだとき、気づいた。
主人公が動物たちへ接するときに
急がせたり、強制したりしない。
そして、必ず待ってあげる。
動物たちが何をしているか、よく観察している。
あ〜・・・これは親と子の関係なのかな?と思った。
ついつい親は、先に進みたいと思ってしまうけど
もっと、のんびり、ゆっくり子どもたちの時間に
寄り添いながら見守ろうよ。
そんなメッセージなのかな?
主人公のパパのように、いつでも
子どもの声に耳を傾け寄り添える、そんな大人で居たいと
再認識させてくれた絵本です。
息子は1ページごとに現れる動物たちの様子を
見つめながら自分なりの解釈をして楽しんでいます。
お気に入りの1冊です。