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おおかみのおいしゃさん」 パパの声

おおかみのおいしゃさん 作:オルガ・ルカイユ
絵:こだましおり
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2009年04月
ISBN:9784001112122
評価スコア 4.27
評価ランキング 20,898
みんなの声 総数 14
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  • 重厚な絵が素晴らしい

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    オルガ・ルカイユはフランスの絵本作家。
    両親はロシア人。

    うさぎのマルクは、朝から具合が悪くおかあさんうさぎが心配し、お医者さんに連れて行きます。
    でも、登場してくるお医者さんがどれも変な治療法しか言ってくれず、おかあさんうさぎは途方に暮れてしまいます。

    そんなときに、ふくろうが紹介してくれたのが、なんとおおかみのお医者さん。
    直ぐに、おおかみのお医者さんが現れたので、おかあさんうさぎは怖くて逃げようとしたのですが、マルクはついていってしまいます。

    普通の話なら、おおかみは悪者と相場は決まっているのですが、この絵本ではさにあらず。
    なんと、おおかみこそが名医だったのです。

    何と言っても、重厚で臨場感に富んだ絵が特徴的。
    丁寧に描かれた絵は、絵本ではなかなかお目にかかれないくらいの出来栄えで、1枚1枚が見る価値のあるものばかりです。
    その躍動感や、奥行きの深さの描かれ方は、必見の価値があると言えると思います。

    ストーリー自体はシンプルですが、意外性があるので、その分楽しめると思います。

    投稿日:2010/01/09

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