「だいじなだいじな…」 みんなの声

内容がおもしろそうだったので図書館で借りてきました。

動物がまだ動物でなかったころ
神様がそれぞれの動物の毛皮を渡していった。
自分で何になるか決めたんですね。

夢のある話しで素敵だなと思います。

争いがおこりそうになったら
おへそをみればいいんですよね。

ママと繋がっているだけじゃなくて
動物とも昔は繋がっていたって思うと
みんな同じだと改めて思えます。

小学校での読み聞かせ会に持参しました。
対象は低学年。一年生を中心に5.6人聞いてくれました。

「コンビニエンスどろんぱ」とこの本を持ってきていて
「どっちがいい？」と絵本を見せて聞くと
「こっち」とこの本を選んでくれました。
やはり『だいじな、だいじな…』ものはいったい何？
と興味をもったようです。

最後まで楽しく聞いてくれました。
「大事なのはおへそやったんやな〜」と
つぶやきつつ帰っていきました。
絵もはっきりしていて、かわいらしいし
読み聞かせ向きだと思います。

次男が幼稚園年少の時「おはなしチャイルド５月号」として発行されました。作家さんの初出版でした。

幼稚園で先生に読んでもらった日に、帰るなり「おもしろかった（＾▽＾）／♪」と話してくれたことを覚えています。

命ある者同士、先祖代々･･･みんなつなっがている。
それがどんなに大切なことなのかを楽しく教えてくれるお話です。

子どもから大人まで、考えをいろいろと話す題材にもなると思います。

動物好きな娘にと借りてきたこの絵本。
次々と登場する動物の名前を答えていた娘。
でも内容に感動してしまったのは、私のほうでした。

自分達が一番偉いと思いがちな人間。
でも生きているのはみんな同じ。
見た目は全然違うけど、みな心に同じものを持っているのだと、改めて感じました。
その証が私たちの体にもちゃんとあることで、子どもたちもきっと何かを感じてくれるのではないでしょうか。
娘にはまだ内容を理解するのにはちょっと早かったかな。
その証を触ると、くすぐったそうに笑っていました。

「むかし　むかし、　おおむかしの　おはなし。
そのころ　どうぶつたちは　みんな　おなじような　すがたを　していた…」
興味をそそる書き出しで、ついつい見入ってしまいました。
発想が面白く、あり得ないのはわかっているのだけれど、納得してしまう、そして最後は…。
人間と動物達に対して、大事なことを教えてくれています。


チャイルド社の月刊絵本ですが、ふう〜ん、と身を乗り出してみたくなる絵本です。