こどもの読書週間にふさわしい作品を見つけました。
なんと本が主人公なのです。
ほんちゃんは、立派な本になるために修行中。
本屋や図書館に行ったり、両親や兄弟、いろいろな本の話を聞くうちに、
本の素晴らしさをいろいろ発見するのです。
さながら成長記といったところですが、
ほんちゃんと一緒に見聞きすることで、本のことがよくわかる仕組みになってきます。
登場するお歴々の本たちも実際にある本なのが嬉しいです。
『うぐいすひめ』は私も知らなかった昔話なので、今度探して読むつもりです。
もちろん、名作もたくさん並んでいますから、
小学校のおはなし会で読んだあと、
実際にほら、図書室にもあるよ、とブックトーク風に紹介するつもりです。
本のいいところは、誰かと友だちになれること。
読み物も、想像して読むことは楽しそう。
そんなメッセージも心に響きます。
読書週間にはおすすめですね。