あれ?
詩とこの前読んだ3つのおはなしも
一緒に入っています
「でんでんむしのかなしみ」は
以前に読んだことあるのに
絵を見ながらだと
また違う感じを受けます
宗教がかったお話に
子どもを亡くした若いお母さんが
あまりの悲しみに救いを求め
「町の1軒1軒をくまなき歩き
誰も亡くなった人の居ない家を探しなさい」と言われ
素直にそうするおはなしを思い出します
結局、悲しみは自分だけではないのだと
いうことに、自分で気が付かなければならない
でんでんむしもそれを教えてくれます
前回読んだ新美南吉の生い立ちの影響を
感じさせるお話です
学生の時の作品だそうです
繊細な心の持ち主だったんでしょうね
「詩」も素敵です