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風にのっていったダニーナ」 みんなの声

風にのっていったダニーナ 作:ジェイン・ヨーレン
絵:エド・ヤング
訳:もりおか みち
出版社:冨山房インターナショナル
税込価格:\1,760
発行日:2009年06月
ISBN:9784902385700
評価スコア 3.8
評価ランキング 45,063
みんなの声 総数 4
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  • 悲しみを知らずに育つ事ってしあわせだろうか?
    閉ざされた世界で育つ事ってしあわせだろうか?
    抽象的な問題提起が、この絵本をこじんまりとさせてしまっているように思います。
    『月夜のみみずく』で繊細な叙情詩を語ってくれたジェイン・ヨーレン、スケールの大きいコラージュで絵本に引き込んでしまうエド・ヤングの共作に期待したのですが、チョッと残念でした。
    ダニーナにもっと冒険をさせて、インパクトのある問題提起の答を示して欲しかったです。

    投稿日:2014/11/23

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  • 立場で変わる・・・かも

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子17歳

    エキゾチック?の雰囲気の絵に魅了されます。

    娘の幸せのために・・・と思う父親の気持ちは、そうそう思う通りにはなりません。

    娘の立場で考えれば、「知りたい」衝動は抑えきれない。

    風は、外部からのいろいろな刺激?なのでしょうか。

    う〜ん・・・その立場、立場で考え方、感じ方が変化するように思います。「幸せ」って、一体・・・

    子ども向けというより、思春期から大人向けかもしれません。

    投稿日:2009/09/13

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  • 子どもの人生

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    私たちは当たり前ですが、悲しみよりも幸せを願います。
    でも、幸せばかりで悲しみを知らない人生はどうでしょうか。

    父親から過保護に育てられた少女ダニーナは、ある時吹いてきた風に教えてもらうのです。
    世の中には、悲しいというものがあるということを。

    ヴィヴィアン・フレンチの「あざみ姫」とよく似ている話だと思いました。
    大切な我が子を思うばかりに過保護になる親と、外の世界に出ていろいろなことを知りたい子ども。
    親の立場になってみると、子どもに悲しい思いをさせたくないという気持ちがよく分かるのです。
    でもやっぱりいろいろなものを見聞きし、悲しみ苦しみも含めた様々な体験をすることによって、人生はより楽しく充実したものになるのでしょうね。
    そんなことを思いました。

    投稿日:2009/07/17

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  • 幸せな人生とは?

    ペルシャを思わせるエキゾチックな絵が、とても印象的な本です。
    画家エド・ヤングが、著者ヨーレンの美しい文章のためにと新たに生み出した技法で描いたそうで、物語がより一層味わい深いものとなっています。

    主人公は、美しく愛らしい娘ダニーナ。
    娘を愛するあまり、悲しみや苦しみから遠ざけようとした父親は、広大な屋敷を塀で囲み、美しいもの楽しいものだけを与え暮らします。
    そんなある日、塀を超えて“風”の歌が聞こえてきます。
    「わたしは、風。〜いつもやさしいとはかぎらない。」
    自分の知らない世界を歌う“風”の言葉に、ダニーナの心はしだいに…

    風の言葉がとても深く、人生について考えさせられました。
    閉ざされた世界とはいえ幸せを感じていたダニーナを、俗世に暮す私にはまさに深窓の令嬢に見え羨ましく思えたのですが、風は「悲しくつまらない人生」だと言うのです。
    「知らない幸せ」と「知る苦しみと喜び」 どちらがより良い人生なのでしょうか?
    幸せの感じ方は人によってさまざま、永遠のテーマかもしれませんね。
    父親の行動も行き過ぎた愛情だとは思いますが、親の立場から見ると理解でき、ちょっと切ない気持ちになりました。

    この本は、思春期を迎える頃の中学生から大人にお薦めだと思います。
    でも、エキゾチックな絵と美しい文章にはテーマ抜きでも引き込まれるものがありますので、是非手にとって読んでみて下さい。

    投稿日:2009/06/30

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