普段何気なく「今夜はパスタにしようね」みたいに話すことがありますが、
「パスタ」というのはイタリア語の麺食品の総称で、
「うどん」といっても讃岐うどんもあれば稲庭うどんもあったり千差万別なように
「パスタ」もその種類は多種多様。
誰もが知っているといえば、スパゲッティとかマカロニですが、
実はその種類はなんと600以上あるというのですから、びっくりです。
そんな「パスタ」を絵本にしたのが『オイチーニ、パスタ!』。
文を書いたフェリーチェ・アレーナさんはオーストラリアの絵本作家で、
絵を描いたベアトリーチェ・チェロッキさんはローマ在住の絵描きさん。
そして、翻訳をしたのが、料理愛好家の平野レミさん。
平野さんといえば「シェフ料理」ならぬ「シュフ(主婦)料理」をモットーに
型破りな調理方法とその軽妙な語り口で多くの人に愛されている人気者。
この絵本、「パスタ」の名前が続々と出てきます。
マカローニ、リガトーニ、カネローニ、トルテリー二、カッペリーニ、ブカディーニみたいに。
そして、合間あいまに合いの手のように「オイチーニ」とか「ハラペーコ」といった、
イタリア語風の日本語ははいります。
そのテンポのよさといったら、なんだかテーブルをトン、トン、トトンみたいに叩きたくなります。
本を読みながら、テレビなどでみかける平野レミさんの口調を思い出すと、
より一層楽しいですよ。
絵本を読んだあとは「ねえ、今夜はパスタでいい?」になること間違いなし。