都会に住んでいても自然を感じることがあります。その一つが「セミ」の存在。
夏になると、我が家の小さな植え込みの木にもセミがとまって、やかましく鳴きます。そして、セミの抜け殻もたくさん木にくっついています。近所に住んでいる子どもたちも、網を持ってあちこちウロウロしています。都会の子どもにとって、身近にいるセミで虫捕りをするのは貴重な経験だなぁと思います。虫が怖い小さな子どもも、抜け殻なら動かないので、大丈夫だったりします。服にくっつけて得意そうな顔をする子もいますね。
そんな身近なセミの羽化についてわかりやすく描かれた絵本は本当に興味深いです。不思議と神秘に満ちています。羽化の瞬間には、なかなか出会えないですし子どもたちも興味津々だと思います。
大きく描かれていて見やすいですし「おはなし会に使いたいな。きっと子どもたち、喜ぶだろうな」「購入したいな」と思ったのですが、月間絵本と、こどものとも社販売の特製版しかないようです。ぜひ「幼児絵本ふしぎなたねシリーズ」に入れて頂きたいと願ってやみません。