「王さまのえほん (2) にせものばんざい」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

王さまそっくりのコックさんに、やりたい放題されてしまう王さまが、ちょっとお気の毒になりましたが、本物の王さまも最後にやる気をみせてくれました。
紙芝居を見て気になった絵本ですが、断然絵本の方が良いですね。
王さまに意地悪したコックさんのその後も、ちょっと心配になりました。

8歳の息子と読みました。

隣の国のおうさまとオートバイ競争をすることになり、
オートバイ得意なコックと王様が入れ替わります。

このコック、とっても肝っ玉コックで、
王様の格好をした後に本物の王様になりきり、
コックになった本物の王様に上から目線で命令します。

そしてこの王様・・・
王様のくせに、何をやらせてもダメダメ。

あまりのコックの上から態度と、
なぜかコックを負かすことができないダメダメ王様に
息子もケタケタ笑っていました。

それでも最後はなんとにらめっこで勝利！
なんとか元にもどる事ができてよかったけど、
私と息子はたくさん笑わせていただきました。

長さも、難易度も、小学校2年生の息子にぴったり。
これはぜひ違う王様シリーズも読まねばと思います。

5歳の長男に読みました。

王さまシリーズはどの話も面白いですね。大人でもちゃんと共感できる面白さであるところがなお素敵です。

王様が自分そっくりの人を見つけて身代わりをさせるという話は、結構昔話に出てきますが、こちらの王さまがするのはなんとバイク競争。身代わりのコックは隣の国の王様に勝ってくれますが、そこからが面白いです。最後にコックに勝てる方法に気づいた王さまは偉かったですね。

実はこの絵本を読む直前にテレビ番組で「王さま」をやっていて、まさにこの話でした。テレビも（楽で）いいですが、やっぱり絵本の方が味わい深い気がしました。

大好きな王さまシリーズの本です。
今回はオートバイの勝負。コックさんと入れ替わることで
王さまの大切なものを守りましたが、今度はコックさんとの
勝負。何をやっても負けてばかり、悔しい王さま。
頑張れ王さまと息子も応援して読み進めました。
しかし、意外なもので王さまの立場を取り戻しました。
王さまは、やはり王さまでした。

王さま役をするコックさん。自分が本物だと思い込み大騒ぎなゆかいなお話でした。
最後がいつもの王さまと違って少し努力をしようとする王さまの姿が見られたのが新鮮でした。
自分そっくりの人間というのはいると面白いし、便利だと思ったことがある人は多いと思います。そんなことをよく思う子どもに読んでみるといいのではないでしょうか？

いばりんぼうでものぐさな王さま。

となりの国の王さまとの大事なバイクの試合があるのに練習はしない、ケガはする…。
それでも、自分にそっくりでバイクの上手なコックを王さまに変装させてバイクの試合に出し、見事勝ちました…めでたし、めでたし！？

とおもったら、とんだしっぺ返しが王さまの身に起こります。
「ものぐさで努力を怠った罰よね〜」とはじめは思ったものの、だんだん読むうちに、「王さま負けるな、がんばれ！」と心の中で応援していました。
子供っぽくてなんだか憎めないこの王さまのシリーズ、これまで３冊読みましたが、娘はこれが一番お気に入りです。

王さま　VS　にせもの王さま　見物ですよ〜。