「100回いったでしょ！」 ママの声

他の方のレビューでもあるのですが、
子どもが「100回いったでしょ！」と言われ、
何だったか考えるのですが、
言葉遊びなのか
それともそういう風習があるのか
いまいちわかりにくかったです。

そもそも最後のオチも、
こんなふうに強く言う言葉なのかと、
面白いと感じるよりも
不快感を感じました。

でもこの「〇回いったでしょ！」は
どの親も使ってしまう言葉でしょうし、
子どもも馴染みのある言葉なので
タイトルはいいなあと思います。

大抵注意か何かだと思いますよね。でも答えは「ママにキスして！」って、そんな事「100回言ったでしょ！」って言う事じゃなくない？と思いました。受け取り様によっちゃあヒステリックにも感じられる。何だか可哀想なキフキフだな〜。

なまけものの（？）キフキフ。ママが「もう１００回も言ったでしょ」と言っても、何の事だかさっぱり。それを一生懸命考えるキフキフが何とも可愛いです。私はきっと、「はやくしなさい」や「○○したらダメ」なんて言われてると想像していたのですが、違いました。うちではいつもそうなので…。キフキフのママはキフキフが大好きすぎるんですね。愛情たっぷりで。私もわが子は何にも代えられない大切なものと分かっていながら怒ってばかり。とても反省させられました。もっと愛情あふれる言葉を投げかけていきたいなと思います。

このお話はママが百回言ったことをなんだったか一生懸命に考えている絵本でした。うちの子は私がいつも言っている言葉をこのナマケモノくんに対して言って教えてあげていました。最後のページで本当にママが百回言ったことが出てくるのですが、うちの子はそれを聞いて「僕にもして！！」って言ってきました。それは読んでからのお楽しみです。

構成はすごくいいと思うんです！

ママの「もう100かいも　いったでしょ！」の言葉に対して、
次々とあふれ出てくる「ママに言われたこと」。
なんだか、普段の自分と重なって、赤面です。
最後のオチは、素晴らしいです。
うちの娘も思わずニコってほほ笑みました。

でも、残念なんです。
ママに言われたことを思い出そうと次々と溢れだす言葉。
焦りから、とんちんかんなことを2、3並べて、本当に言われた
ことにたどりつくのですが、なんだかそれがしっくりこないんです。
やっぱり、海外のジョークのセンスが馴染めない印象でした。

そして、その部分が大半なので、オススメするもしないも
判断の難しい本でした。

ナマケモノのキフキフが、“ママに100回言われたことってなんだっけ？”と、
あれこれ言われたことを思い出していって、最終的に100回言われた言葉は・・・
というお話しですが、あれこれ思い出す過程の“間違っているヘンテコリンな文”が、
分かりにくくてさっぱり面白くありません。
ただただナンセンスで、こどもも「？なにをいっているの？」という感想でした。
原文ではきっと、ちゃんと言葉遊びになっていて面白いんだろうな・・・。

うーん、キフキフちゃんのボケはわかりづらかった。
というかおもしろくないぞー（笑）。娘が日々「ボケ」ている
言葉の方がよっぽどおもしろいわと思ってしまいました。
あ、でもこれは「ボケ」てるのではなくて天然なのかしらん？？
娘にも、よく「前にも言ったけどさ」と
くどくどと「お片付けしなさい」「早くしなさい」などと
言うことがあるので、それを思い出して寂しい気分になったり
しないかしら？と心配しながら読んだのですが、全くそういう
ことはなく（笑）。
もう娘にとっては最後のページが全てだったようで、
相当うれしくなっちゃうようで、よかったです。

私は、アマゾンでなまけものの赤ちゃんを抱っこした
ことがあるのですが、キフキフちゃんの雰囲気やら
お爪の感じやらがまさにその通りだったので、そこも
うれしかったです。

気になっていたこの絵本。
図書館で見つけたので借りてきました。

「１００回いったでしょ！」というタイトルだけで、内容はなんとなく想像してましたが、そのとおりだったので少し残念（苦笑）


おしゃぶりを　しかりなさい･･･じゃなくて･･･
おうまさんを　しとめなさい･･･じゃなくて･･･
おもちゃをしまいなさい！

など、キフキフが、ママに言われたことを思い出そうと考えるのですが
その日本語も少し難しいし（大人はよく訳せたなぁと感心しますが）、
“１００回”までどんどん増えていく数字も、幼児には少し難しいですね。


最後のママのセリフも、日本人には馴染みがないかなぁ。
「大好き」とかなら良かったのにな〜。


個人的には、ちょっと残念って思う部分が多かったです。

１００回いったでしょ！はママの台詞です。
我が家では「３回言われたら怒られる」ルールがあるので
子供たちはおっかない様子で聞きいっていました。

キフキフは１００回も何を言われたのか！
懸命に考えます。
おしゃぶりをしかりなさい・・・じゃなくて
おもちゃをしまいなさい！
という具合に言葉遊びがたくさんでてきます。

うまく訳せたな！と感心です。

著作者はスペイン在住のお二人です。
日本の絵本で描かれる動物はうさぎ、くま、ねずみなどですが
この絵本はなまけもの！
外国の絵本ではよく見かける動物ですね。

「もう１００回言ったでしょう」
ママが、大きな声で言っても、ナマケモノのキフキフは思いつきません。
何のこと？と、思い当たることを色々あげているのですが…
あれじゃなくて、これじゃなくて、これだった。でもそれは、１００回も言われていない。
その繰り返し…

子どもに向かって言うことば、実にたくさん！そして、何回も…
思い当たるなあ。心が痛むなあ。
何回連呼しても、子どもの心に引っ掛からなければ、それはそれは、ちんぷんかんぷんなことばだけで終わってしまっているのかもしれません。
キフキフが最初に口にしたことばがなかなか面白くて、１００回言ったことは、一体なんだろう？と、ずっと気になりながら読んでしまいました。