うちの上の子も読みなした。そして、最初い言った言葉が「何、これ?」
確かに、私も、何これ?って、思いました。
イラストはとてもインパクトがあって素敵でした。
原案に有名な訳者の役所さんの名前があるし、「がまの油」って、題名ですから、現代版の「がまの油」を役所さんの風にアレンジした楽しい絵本だと思ったんです。
ところが、なんだか、う〜ん?でした。
この絵本は、どんな読者を対象に、描かれたのでしょうか?
伝えたい相手が見えませんでした。
後書きを読んで「死について」の絵本を描きたかったのかな?とは思いましたが、
もし、子どもたち向けに「死について」のテーマを描きたかったのだとしたら、(個人的な見解ですが)こういう切り口では伝わりにくいような気がしました。
読み終わって、なんだかすごく損をした気分です。