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おねえちゃんは、どこ?」 みんなの声

おねえちゃんは、どこ? 作:スヴェン・ノルドクヴィスト
訳:石井 登志子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2009年10月
ISBN:9784001112153
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,926
みんなの声 総数 12
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  • ほんとだぁ!

     先に読んだ娘が、「ママ、この本、なんか変なのがいっぱい出てきて、おもしろいんだよ!」と言うので、「変なの」って一体どんなのだろう?と思って、娘といっしょに本を開いてみると・・・。
     いました、いました。本当に変なのがいっぱい!!オリジナリティーにあふれた不思議な生き物たちでいっぱいなんです。
     娘は、「こんなのいないのよね〜!」とか、「この○○、変!」とか笑いながら、各ページの細部まで楽しんでいました。

     もう1つの楽しみは、おねえちゃん探し。子どもって、本当にこういうのが大好きで、とっても得意ですよね。
    大人にはない忍耐力と、好奇心の目が素晴らしいな、と思います。

    投稿日:2010/10/14

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    2
  • 空想の絵が楽しい

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    スヴェン・ノルドクヴィストは、スウェーデンの絵本作家。
    まだ、邦訳は少ないようです。

    あとがきに、こうあります。
    「ぼくが、はじめてこの絵本のアイデアを得たのは、25年前になります。
    それは、長い、連続した絵として描いた、夢のような景色をたどる旅になるものでした。
    最初、文章はありませんでした。
    絵が重要だったのです。」

    この絵本は、絵が先にあって、あとから文章を添えたもの。
    ですから、文章がなくても理解できる作品になっています。

    物語は、ネズミのおとうととおじいちゃんが、おねえちゃんを捜しに行くというシンプルなもの。
    おねえちゃんの目印は、黄色い毛と赤いパンツ。
    それから、二人は気球に乗り込み探索を始めるのですが、その見開き一杯に展開する絵が実に見事。
    綺麗とかではなく、その摩訶不思議な世界に惹き込まれてしまうのです。
    こればっかりは見ないと分からないのですが、「不思議の国のアリス」とか「チョコレート工場の秘密」を彷彿させるようなテイストです。
    そこに展開する世界は、子供の頃に憧れた世界。
    何度も繰り返し魅入ってしまうこと間違いありません。

    しかも、その見開きの絵の何処かに、おねえちゃんの姿があるのです。
    大きさにして数ミリの絵なので、もしかすると、子供でないと見つけられないかも知れません。

    不思議な空想の生物・植物のオンパレードで、大きさの概念を無視したり、目の錯覚を利用した絵なんかもあって、絵そのものを堪能できる作品です。
    子供だけでなく、大人も、スヴェン・ノルドクヴィストの描く絵を楽しんで欲しいと思います。

    投稿日:2011/12/20

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    1
  • 探す絵本

    お姉ちゃんを探す絵本ですが、絵が空想の壮大なストーリーになっていて圧倒されました!絵探しとしては結構難しいと思います。
    絵の世界観がとにかくすごいです。絵だけ見るだけでも絵画のような雰囲気があっておすすめです。

    投稿日:2016/01/27

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  • ふしぎいっぱいゆめいっぱい

    ページをめくる度にファンタジーの世界に迷い込んだみたいです。

    とにかく絵が素晴らしくて、もうワクワクが止まりません!!!
    まるでティム・バートンの映画を見ているよう…。住人もみんなヘンテコリンで、ウズウズしてきちゃいます!

    おとうとネズミの話す「おねえちゃんのはなし」を手掛かりに、おねえちゃんを探す旅に出たおとうとネズミとおじいちゃん。

    おとうとネズミはおねえちゃんの好きな物、好きな場所を、よく知っているのですね!

    だってよーく見ると、おとうとネズミが探しにいく先々に、ちゃんとおねえちゃんネズミが隠れているんだもん!

    「おねえちゃんは、どこ?」

    子どもも大人も夢中になっちゃう、心躍る楽しい絵本!
    私も自分用に、欲しくなっちゃいました。

    投稿日:2014/12/09

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  • 書かれているストーリーを素読みしたときには、絵を見過ごしてしまったのですが、なんと様々なことが描かれている絵本でしょうか。
    正直言うと、どのような物語にするかは、読者に任せてよいのではないかとさえ感じました。
    不思議なノルドクヴィスト・ワールドです。
    本棚に常備したい絵本ですね。

    投稿日:2014/09/03

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  • 探すだけでないのが良い

    はりねずみの弟が、すぐにどこかへ行ってしまうお姉ちゃんを探しに、おじいちゃんと旅をします。黄色い毛と赤いパンツを目印に、おねえちゃんを探す絵本ですが、ただ見つけるだけの絵本だけではないのが良いです。弟の語りによってストーリーが続き、読み進めるたびにお姉ちゃんがどういった人物なのかや、弟が姉に憧れる様子がよく分かります。小学校1年生の長女は、読後、「このお姉ちゃんて、変わってるよね」とつぶやいていました。ストーリーから、きちんとハリネズミのお姉ちゃん像を作り上げたようです。
    また、イラストもとても魅力的。ファンタジックでおしゃれで、大人も夢中になって不思議な世界へ入り込んでしまいます。もちろんおねえちゃんを見つけるのも楽しい!難易度高めです。

    投稿日:2012/03/19

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  • かわいい!

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子10歳、女の子6歳

    小さく細やかにかわいらしく描かれた作品でじっくり見入ってしまいます。
    どこにネズミがいるか探すのもまた楽しく、こどもは夢中になって探していました。絵を楽しむ本です。

    投稿日:2011/12/11

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  • おねえちゃんさがしに夢中

    大きなページ。見開きいっぱい細部まで丁寧に描かれた絵。
    その中から、ちいさなちいさなネズミのおねえちゃんを探します。
    娘は、ストーリーそっちのけで、おねえちゃん探しに夢中です。
    私も、最初は5ミリ前後のおねえちゃんを探すのに必死でしたが、
    ふぅ…と一息ついて、全体を眺めると絵の美しさに圧倒されました。
    すごく綺麗で、不思議で、魅力的です☆

    この本は、最初に連続した絵として描かれた作品のようです。
    だから、ストーリーを追わなくても、ずんずん絵の世界に
    引き込まれていきます。
    著者が「夢のような景色をたどる旅になる」と表現する
    素晴らしい作品です。

    投稿日:2011/05/27

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  • 「字が読めない子にも楽しめる絵本」

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    作者のスヴェン・ノルドクヴィストさんの絵は、背景の細かいところまでこだわりがあり、じっくり物語の中の不思議な世界に浸ることができます。

    作者後書きを読むと、一番最初の構想の時は、文章がなかったそうです。
    『字の読めない子にも、絵だけ見て楽しむことができる』絵本を目指していたんですって。
    《きいろい毛と赤いパンツ》のねずみのお姉ちゃんの姿は、実は各ページにこっそり描かれていて、それこそ、絵の中をじっくり見ないと見つけられません。
    でも、この絵本の面白さはなんといっても「じっくり見る楽しさ」だと思いました。

    お姉ちゃんを追いかけている弟の「ぼく」は、お姉ちゃんを見つけるため、お姉ちゃんがあんなことをいっていたとか、こんなことをやっていたとか、絵本の中からお姉ちゃんを探すためのヒントをくれていますが、よくよく何度も読んでみると、なんだかとても深い、哲学的なことを言っている気がしました。

    邦訳が石井登志子さんなのですが、言葉の使い方がとっても素敵でした。

    3,4歳くらいのお子さんから、小学校高学年のお子さんでも十分楽しめる作品だと思います。
    特に「ミッケ!」のシリーズとかが好きな、絵やクイズは好きだけど、「本」はちょっと、というお子さんにぜひ、お薦めしたいです。

    投稿日:2010/10/27

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  • 不思議な世界へと・・・

    絵がとても素晴らしい絵本です。
    細かく丁寧で、見ていると色々な発見があり、なかなかページを進められないくらいです。
    独特な雰囲気を持っていて、絵本を開くと不思議な世界へ入り込んでしまったようです。
    そしてもう一つのお楽しみが、お姉ちゃん探し。
    黄色い髪の毛で赤いズボンをはいたお姉ちゃんが、どの見開きのページにも必ずどこかに描かれています。
    娘も真剣に探していました。
    大型の絵本なので、見ごたえたっぷり。
    絵を見て楽しむ絵本です。

    投稿日:2010/02/10

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