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キャベツくん」 パパの声

キャベツくん 文・絵:長 新太
出版社:文研出版 文研出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1980年09月
ISBN:9784580813977
評価スコア 4.53
評価ランキング 6,989
みんなの声 総数 265
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  • 感性の違いを感じた絵本

    この絵本は、おもしろい絵本なのでしょうか。大人としては、不思議な展開に戸惑ってしまいました。
    けれども、子どもはキャッキャキャッキャと大笑いをしていました。
    大人と子どもの感性の違いを感じさせられた絵本でした。

    投稿日:2022/05/08

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  • ボクがキャベツになったら

     文学の世界には超ロングセラーというのがあって、漱石の『こころ』や太宰の『人間失格』などは今でもたくさんの人に読まれている。
     それは絵本でも同じで、中川李枝子さんと山脇百合子さんの『ぐりとぐら』は出版されてから50年以上経つが今でも子どもたちの人気の一冊だ。同じように、この『キャベツくん』も、出版されてから30年以上経っても子どもたちの手から手にわたっていく人気絵本になっている。
     「ナンセンスの神様」と異名のある長新太さんの代表作の一つだ。

     この絵本の素晴らしさはなんといっても色使いではないだろうか。黄色を基調にしてとにかく明るい。ページを開くと、元気になる。長さんは色を多く使わないことで広さを表現しようとしたのではないだろうか。
     黄色い空なんてみたことがない。それは主人公がキャベツという不思議感を少しも変な風にしていない。黄色い空の下なら、キャベツの顔をした子どもがいてもおかしくないし、ブタヤマさんというおかしなキャラクターがいても平気だ。
     キャベツくんがキャベツを食べる生き物がどんな風になるか、想像した絵が空に浮かんでも、きっとこの世界では当たり前なのだ。

     「ナンセンス」といえば、そのキャベツを食べたあとの生き物たちの姿だろう。
     はながキャベツになったブタヤマさん。おなかがキャベツになったタヌキ。ライオンの勇ましい顔がキャベツになったり、ゾウのはながキャベツになったり、クジラ全部がキャベツでできあがったり、ページをめくるたびに子どもたちの歓声と笑い声が聞こえてきそうだ。

     この絵本にはなんのひねりもない。
     あの動物はキャベツを食べたらどうなるんだろう。ただそれだけだ。それだけなのに、読者を夢中にさせるのは、シンプルからだ。
     子どもたちはこの絵本で何かに出会って、複雑な世界にはいっていく。
     また、新しい子どもがやってきて、この絵本に出会って、歓声をあげる。
     また、また新しい子どもがページを開く。
     こんなふうにして、きっと読まれてきただろう、絵本のロングセラーだ。

    投稿日:2015/09/27

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  • 絶妙

    • キースパパさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子3歳、女の子1歳

    「ぼくをたべるとキャベツになるよ!」
    「ブキャッ!」
    「じゃあ、ヘビがきみをたべたら、どうなるんだ?」
    このやり取り、絶妙というかなんというか、禅問答のようです。
    大人が読んで思わず、ムム。。。とうなってしまう、この会話の絶妙さ。
    さすがこの作家ならではと思わずうなずいてしまう1冊です。

    投稿日:2014/04/02

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  • なつかしいな〜

    キャベツくんとブタヤマさんの名コント。
    「キャベツくん」を息子と楽しんでいたころから12年も過ぎてしまいました。
    読み返してみると、その時の我が子の不思議そうな表情を思い出しながら、この絵本の発想の素晴らしさを改めて感じました。
    キャベツを食べるとブタヤマさんの鼻がキャベツになります。
    ヘビを食べたら?
    タヌキを食べたら?
    イメージの連想ゲームを繰りかえすたびにびっくりするブタヤマさん。
    クジラを食べたイメージで、空腹だったことを思い出したブタヤマさんでした。
    「むこうにレストランがあるからごちそうしてあげるよ」
    思いやりのあるキャベツくん。
    この絵本で「キャベツ」シリーズのとりこになったのを思い出しました。
    キャベツくんのような親でいたいと思ったのでした。

    投稿日:2011/10/24

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  • どんな姿になるのかな?

    ●●がキャベツを食べたら、どうなる?
    ゾウやライオンとキャベツが合体します。
    展開自体はワンパターンなようでありながら、
    合体したビジュアルには意表をつかされます。
    ページをめくるのが楽しみになる
    娘のお気に入りシリーズです。

    投稿日:2011/04/20

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  • 好き嫌いの分かれる作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    我家では、もともと長新太さんのナンセンス絵本は受け容れられなかったのですが、評価の高いキャベツくんならと思い読んでみました。
    キャベツくんは、第4回絵本にっぽん大賞を受賞していることもあって期待していたのですが、結果は同じでした。

    どうしても、このテイストについていけないのです。
    子供だけでなく、パパもそうなので仕方のないことだと思います。

    「○○がキャベツを食べたらどうなる?」
    という問いに対して、
    「こうなる」という次のページにキャベツになった○○が浮かんでいるのです。

    このナンセンスなテイストにはまる子にとっては、たまらない作品に違いないことでしょう。
    好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思います。

    投稿日:2010/04/04

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    1
  • ちょっと早かったか

    ブタヤマさんのシリーズ。
    俯瞰の視点が珍しいですよね。


    確かに面白いのですが、ちょっとうちの子には早かったようで、受けが悪かったです。
    「もう一回」リクエストもほとんどなかったし。


    でも、お話会で取り上げられた時は結構食いついているんですよね。
    読み方の問題?
    うーん…
    今後また挑戦したい一冊です。

    投稿日:2010/04/03

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  • このナンセンス!

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    おなかがすいて、キャベツくんを食べようとするブタヤマさん。キャベツくんを食べたらこんな風になっちゃうよという絵が、空に次々と浮かびます。こんなナンセンス、さすが長新太!
    この本を読んだ子どもたちは、空に浮かぶキャベツみたいになった動物たちを見て大喜びします。

    投稿日:2006/10/09

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  • 我が家のツボは違う場所にあるのかも

    我が家も数多くの絵本とめぐりあっていますが、
    前々から凄く話題になっていて気になっていた絵本が「キャベツくん」です。
    この絵から言って子供受けは間違えがないだろうと推測していました。いざ娘と読んでみると、これがどうして、うけません。なぜ・・・。
    読み方が悪かったのだろうか?と不思議に思い、妻が娘に読み聞かせて見ましたが、反応は変わりませんでした。
    読み聞かせ方というよりは、きっと我が家のツボは違うところにあるのかもしれません。
    子供によって、うける、うけないの差が出る絵本であるのかなぁと思った一冊です。

    投稿日:2005/07/03

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