うちの娘(小5)は、親の私から見ても非常にメンタルが強く
起こる事態を、時にしっかり受け止め
時に柳のように受け流しながら
自分を壊さないように調整しています。
そんな娘とこの本を読みました。
大親友の引っ越しに直面し、悲しみに暮れる子象に
フクロウが対処法を授けます。
「悲しい時は我慢せず泣く」「悲しい気持ちを誰かに話す」「心の中に部屋を作る」
そこで、思い出しました。(特に3つ目に反応)
まだ幼稚園だった娘が、悲しいできごとに痛んでいる私に
「頭の中に部屋を作って、いやなことをそこに閉じ込めて開けないことだよ」と言いました。
娘に聞くと、娘の中には、いろんな部屋があるとのこと。
開けない部屋は「ごみばこ」と呼んでいるようでした。
娘に「これ、いっしょだね」というと
娘は、それがどうしたという顔で「そうだね」と答えました。
娘にとっては
すでに幼少時から実践していることが書かれていて、めずらしくもない・・
と言ったふうでした。
絵本に、大人向け、子供向けもないなぁと
実感して一冊でした。