話題
移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

  • 泣ける
  • 学べる

6わのからす」 ママの声

6わのからす 作・絵:レオ・レオニ
出版社:佑学社
税込価格:\1,388
発行日:1989年
ISBN:9784841605341
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,785
みんなの声 総数 6
「6わのからす」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

4件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • ことばのちから

    子供にもわかりやすく素晴らしい本です。

    農夫とカラスの喧嘩のお話。
    せっかく育てた稲をカラスがたべてしまい、農夫は色々対策をねるのですが、カラスも試行錯誤して農夫をやりこめてしまいます。

    こんな調子ですから仲良くなんてなかなかできません。

    でも、みかねたフクロウ、なんといったと思います。
     「はなしあいにておくれはない。 ことばにはまほうのちからがある」って。 素晴らしい言葉ですよね。

    思いもつかない言葉だったので感動してしまいました。

    子供も学校で喧嘩しますよね。 あーいえばこーいうってかんじでなかなかひけずに喧嘩が長引いたりしちゃって…。
    しまいには絶交なんてことに。
    話をしないと相手に思いも伝わらないということを学べたと思います。

    読み聞かせに是非!

    投稿日:2011/12/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • 心にしみました

    • 碧ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子2歳

    表紙のカラスの絵を息子が気に入って、
    内容を全く知らずに図書館で借りてきました。
    読んでみてびっくり。
    とっても奥が深いです。
    2歳の息子にはまだそこまでは伝わらなかったかもしれませんが、
    もう少し年齢の高いお子さんにはぜひ読んで欲しい本です。

    農夫とカラス、お互いが争っている間に麦がだめになってしまう・・・
    それを見かねたフクロウが仲裁に入り、仲直り。
    現代の外交問題みたいですね。
    「はなしあいに ておくれは ないよ」
    本当にそのとおりです。

    ともすれば教訓くさい内容のまま終わってしまいそうですが、
    さいごにフクロウがかかしの扮装をして茶目っ気を見せていることで、
    気持ちが和んで、妙にすがすがしい気分が残りました。

    世界中の大人たちにも読んでもらいたいな、と思います。

    投稿日:2007/05/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 分かりやすく、奥が深い!

    • 洋梨さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子5歳

    からすが麦を狙うので、農夫は「かかし」をたてました。
    困ったからすは、ある作戦に出ました。
    驚いた農夫は、さらに大きくて怖そうな「かかし」をたてる。
    からすと農夫の争いが、どんどんエスカレートします。
    その間に、ほったらかしにされた麦がダメになってしまいそう!

    これって、よくある話ですよね。

    そこで登場するのが、ふくろうくん。
    「ばかなのは どっちかね」
    ふくろうくんがセッティングしてくれたおかげで、からすと農夫は「はなしあい」をすることになります、、、。

    5歳の娘も、この絵本にこめられたメッセージを、割とすんなり理解できたみたいです。
    レオ・レオニの作品が大好きで、親子でせっせと読んでますが(笑)、この絵本はレオ・レオニのなかでも、とっても分かりやすいです。
    そして、とっても奥が深いです。
    子供だけでなく、世界中の人々に読んでもらいたくなるような絵本です。

    投稿日:2007/01/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • 「はなしあいに ておくれはないよ」

    すごく良かったです。
    このお話、争うことの空しさを語ってくれています。
    農夫は、畑を食い荒らす6羽のカラスに頭にきて、あの手この手(怖いかかしを作って)で、やっつけようとします。
    カラスはカラスで、なんとしても農夫の立てたかかしをやっつけようとします。
    それを見ていたふくろうが「のうふと からすと、ばかなのは どっちかね」といいます。

    まるで、どこかの国と国の話のようです。

    ふくろうはまず、農夫のところへ行き、仲直りするように求めます。
    「もう ておくれだ」という農夫に、ふくろうはまたいいます。
    「はなしあいに ておくれは ないよ」
    そしてカラスの方にも、このままじゃ畑の麦がダメになるよと、いいに行きます。
    ふくろうのおかげで、話し合うことのできた農夫とカラスたちは、仲直りすることが出来ました。
    「はなしあいに 手後れはないよ」と言う、ふくろうの言葉が胸につき刺さりました。

    投稿日:2003/04/05

    参考になりました
    感謝
    0

4件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / おおきなかぶ ロシアの昔話 / かいじゅうたちのいるところ / バムとケロのさむいあさ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

みんなの声(6人)

絵本の評価(4.57)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット