みんなにゴリラ みんなにゴリラ
作: 高畠 那生  出版社: ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
穴の開いた仕掛けで、ページをめくるとみんなゴリラに変身! とにかく楽しく笑ってほしい!という思いがつまった絵本です。

彼の手は語りつぐ」 みんなの声

彼の手は語りつぐ 作・絵:パトリシア・ポラッコ
訳:千葉 茂樹
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
本体価格:\1,600+税
発行日:2001年05月
ISBN:9784751519844
評価スコア 4.85
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  • 心が震える本でした

    • みやびさん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 女の子7歳

    図書館で目にして手に取りました。
    涙があふれてどうしようもありませんでした。
    米国南北戦争中に出会った2人の北軍兵士。字を覚え本を読み、リンカーンの理想に共鳴する元奴隷、黒人少年ビンク。「リンカーンと握手した手」を持つことが唯一の誇りの、貧しく無学な白人少年セイ。負傷したセイをビンクが見つけ、母の隠れ潜む家に連れて行きます。愛情深い母モーモーベイに匿われ、2人は束の間穏やかな暮らしを送ります。けれど南軍の兵士たちがやって来て、彼らは見つかってしまうのです。
    収容所で引き離される時、ビンクは言います。「もう一度その手に触れさせてくれ、セイ。リンカーンと握手したその手に。」
    セイは生き延びます。北軍が勝利し、収容所から解放されました。けれどビンクは解放されることはありませんでした。セイと引き離されて数時間後には、既に殺されていたのです。
    セイは大人になり、結婚し子供をもうけます。そして彼は語るのです。自分を救ってくれたビンクのことを。なぜなら、ビンクには、語り継いでくれる子孫も、誰も、いないから。
    このような内容の絵本もあるのですね。
    「ほたる」(太平洋戦争末期の特攻隊員の話)などもそうですが、ある程度大きくなった子供に、是非読んで、知り、そして感じてほしいと思います。
    心が震え、痛みを残す本でしたが、読んで良かったです。
    私の子供にも、いつか読んで欲しいと思います。

    投稿日:2003/09/23

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  • 南北戦争を語り継ぐ実話

    • ムースさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子3歳

     米国南北戦争中に出会った2人の15歳の少年の実話。ジョージア生まれの黒人少年ピンクとオハイオ生まれの白人少年セイは共に北軍兵士。戦闘で傷つき味方からはぐれてしまったところ、偶然に出会った。負傷したセイを連れて、ピンクは母親モーモーベイの住む実家に立ち寄る。セイはそこで保養し元気になるが、敵である南軍がこの家にやって来る……。
     まず、このお話は涙なしでは読めません。一人で読んでも、息子と読んでも、どうしても最後は涙になります。
     物語は奴隷制度の是非を巡って南北が戦った南北戦争が背景。聡明なピンクとちょっぴり気の弱いセイのやりとりが、モーモーベイのあたたかい愛に包まれて進行します。セイは昔、北軍の大将とも言うべきリンカーン大統領と握手したことがあると言います。彼の手というのは、そのリンカーンと握手した手、つまりセイの手のことです。
     ピンクは黒人ゆえ殺され命を落としますが、セイはその後生き延びて自分の体験を語り継いで生きます。この絵本の作者ポラッコの家に実際に5代に渡って(130年間)語り継がれてきた話というだけあり、ズシリと胸を打ちます。最後の最後は、本当に泣けます。こうやって歴史を語り継いでいかなければ、と米国イラク攻撃が始まったからこそ感じます。
     息子はすでに米国の学校で読んだことがあるとのこと。まだ奴隷制度や戦争について学ぶ学年には至っていませんが、多民族国家であるからこそ、少しずついろんな視点から歴史を掘り下げて話していきたいと思っています。ピンクとセイのお話は、当地のチルドレンズ・シアターでも何年か前に上演された作品でもあります。いつまでもこの国の歴史を確認するために、読み続けたい秀作です。
     原作は「Pink and Say」。表紙は2人の少年が並んでいる絵ですが、邦訳の方は語り継ぐ手が表紙。はじめちょっと意外に感じましたが、今は「手」の表紙の方が物語の核心をついていると感じています。

    投稿日:2003/04/10

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