子供たちを初めて音楽のコンサートへ連れて行ってきました。ファミリー向けのコンサートで、プログラムに楽器紹介が盛り込まれており、それに使われたのがこの「ピーターとおおかみ」。ナレーターが物語を話し、登場人物はそれぞれの楽器を演奏するというもの。ピーター(男の子)はバイオリン、小鳥はフルート、おじいさんはファゴット・・・ それぞれ自分を表現するのにぴったりの楽器でした。
コンサートの翌日、早速この絵本を借りてきました。お話と挿絵。それに加えて楽譜が載っていて、それを演奏する楽器も描かれています。その楽器からは前日聞いた”音”が伝わってくるようでした。
お話に音が加わるとこんなに面白いものなんですね。音楽で表現しようとする楽しさもよく現れていました。子供たちが楽器を知るきっかけとなる作品だと思います。