今江祥智さんと遠藤育枝さんの訳の絵本で 目にとまりました。黒猫がとてもきれいで 私はあまり猫好きではありませんが、この黒猫の気持ちに惹かれました。
夫婦に愛されていた黒猫が・・・・
二人に赤ちゃんが生まれて じゃまにされてしまうのです
でも この黒猫はとてもかしこくて 意志の強い猫です
飼い猫ではなく たくましく生きていく黒猫に共感しました。
しかも 二ひきの猫のお母さんになっていくのです
母は強いな〜 目が鋭くこわい気がしますが・・・
夫婦にも子供ができて 三にん 黒猫も三にんひとくみ おあいこよと言う言葉に 猫のプライドを感じました。
母親として 満ち足りた猫になっているのです。
なんだか 母親としてとても 共感できて、猫好きでない私も、応援したくなるのが不思議です
飼い主の家に二ひきの子猫とともに 一緒に暮らすことができるのです
この絵本の絵がとても きれいで丁寧に描かれていて
一番好きなのは 黒猫が枯れ草で作った巣に、横たわっている絵です
作者はイギリスのヨークシャー生まれで 1928年とのこと
猫好きの方 一度読んでみてください!