一度図書館で借りたこともあるし、産院で数度読んだこともあるのですが、
今回、車好きの2歳7か月の息子が「読みたい」といったので図書館で借りた絵本です。
が、息子のくいつきは考えていたほどよくありませんでした。
というのは、ローラーのほかに登場する車はトラック、車2台だけだったから。
恐らく彼にとって大好きな工事車両がなかったからです。
ストーリーも、車の詳しい説明がなく、シンプルすぎたのでしょう。
私がびっくりしたのは、山本忠敬さんが、ポスターみたいにこんなポップな絵を描くのか、ということ。
もっとリアルな車の絵しか見たことがありませんでした。
色調も黄色、ピンクと水色をつかい、背景は出来る限り簡略化されていて、
とてもわかりやすいステキな絵です。
この絵はとても好きだなあ。
悪くない1冊だと思いますが、マニアックな工事車両好きには物足りないかもしれません。