「たろうのおでかけ」 ふつうだと思う みんなの声

ポップな絵柄が可愛くて、たろうの後ろにはいつも愛らしい動物たちがついているけれど、たろうのおでかけはちょっと危なっかしい。
行く先々で大人たちが交通ルールを守ることの大切さを説いてきます。

大人たちは毎回「だめ、だめ、だめ！」と言ってくるので、ちょっと窮屈な気もするのですが、小さい子どもには、「けがをするから」というシンプルな理由の方が伝わりやすいのでしょう。

ただ、読み聞かせをする側としては、頭ごなしにダメダメ！と連呼し続けるのもしんどいので星3つとしました。

たろうが友達の誕生日のお祝いに出掛けるお話です。

誕生日を楽しみにしている様子がヒシヒシと伝わってくるお話でした。
その都度、その都度「だめ、だめ、だめ」と注意されてしまうのも仕方がない気がしますが、その時のやりとりがユーモラスに書かれていて、良いなぁと思いました。

是非、子ども達に読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆

絵も可愛いし、伝えたいことも子供に分かりやすくいいのですが、もう少し文章というか言葉に工夫が欲しかったです。「ダメダメダメ」が多すぎるのです。残念です。

たろうくんがママにおつかいを頼まれてパン屋さんに行って帰ってくるまでの間の話です。
４歳の娘に読んであげました。
彼女は最後のページをみて「こうやってパン屋さんに行ったのか〜！」と関心してみていました。
でも、私の感想はちょっと･･･。
たろうくんがかいものに出かけようとするとすぐにダメダメ！と注意されてしまうのです。
はしゃぎすぎることを注意するのは仕方がないのかもしれませんが、読んでいるこちらも自分がたろうくんをしかっている気分になってしまい、何もそこまでダメダメ言わなくても･･･という気分になり、ちょっと残念でした。