以前、一度だけ図書館で立ち読みをしたことがありました。それから、多分2年くらいたったでしょうか.... 子供が3年生になり、国語の教科書の最初の話が、音を売るキツツキの話でした。その音読を聞いていて、そう言えば、同じように音を扱った絵本を読んだことがあったなぁと思い出したのが、この本でした。
改めて読んで見ると、とても素敵な話だなと思いました。私自身が以前よりもずっと自然に傾斜しているのもあるからかもしれませんが、もりの音を形成しているものが、風の音であったり、はっぱの音、水の音、鳥の声... そう! 確かにいわれてみれば、それらの音が揃って、あとは匂いがあれば完璧だなぁという気になりました。
そして何よりも、そんな素敵な音がとっても軽いらしいのが、不思議だけれど、そこも素敵だなと感じられます。おとぶくろを取り出して、もっていくところの挿絵が大好きです。
そんな袋を本当に見つけてみたいなぁ。