「おさびしやまのさくらの木」
宮内婦貴子さんの作品です。
絵は いせひでこさんが描かれたものと
こちらの 奥田瑛二さんが描かれたものと
2冊あることを知って興味を持ちました。
こちらは1987年発行ですから
28年前の作品ですね。
私は先に
いせひでこさんの絵を見ていて
(2015年発行)、表紙のちいさな男の子が印象に残っていました。
奥田瑛二さんの方は
小さい男の子(未来をあらわしている)は出てこなくて、
最初から最後まで旅人の絵が印象的でした。
ひとつの作品で
心に残るお話で、
どちらの絵もストーリーに沿っていますが
まったくちがう絵風です。
お話から感じ取るもの、
絵を見て感じ取るもの、
絵本はそのどちらも満足させてくれるものですね。
ぜひ両方を読んでみることをオススメします。