おおかみって、絵本の中での扱い、悪いですよね。
気の毒すぎるぐらいです。
くしくも、佐々木マキさんの、「またぶたのたね」と共に、図書館から借りてきたので、心底そう思いました。
はらぺこオオカミのペコペコ。
大根見つけて、好きでもないのにお腹を膨らませるために食べ始めます。
本当は、ニワトリが食べたいなあ、
ウサギが食べたいなあ、
ねずみが食べたいなあ、
ブタが食べたいなあ…
と思いながら。
ブツブツ言いながら我慢するオオカミくん。
本当にあなたは我慢を知っている男(女かも?)ですね。
途中で、ラストが読めてきましたが、それでも、終わりのほうのページにある大根畑を見つけたときは、
「おほっ」と思ってしまいました。
あれ、植えたの、やっぱり森の動物たちなのでしょうかね。