「えほん だんちのこいぬダン」 みんなの声

幼稚園からの帰り道に、ふたりののぞみちゃんに拾われた子犬のダンは

本当に幸せだと思います。捨てられて可哀そうだと思う気持ちは誰にだ

ってあるのですが、そこで終わってしまわないで飼うまでの努力が凄い

と思いました。子犬が生まれながらにして眼が見えないというのは、そ

んなことは考えたこともない私でした。

眼が見えないと、同じ場所をクルクル回るとか、考えたことも無く、無

知な私でした。

「ルールを破るのではなく　ルールを越えていくんだ」と前向きに考え

た男性の言葉が残っています。

二人の勇気ある行動と優しい愛情、諦めない精神で最後まで頑張ること

を学べた絵本でした。孫がもう少し大きくなった時にもまた読んであげ

たいと思いました。

　二人ののぞみちゃんの住んでいる団地では犬を飼ってはいけないことになっています。でも子供たちはその目の見えない子犬を捨てておく気にはなれないのでした。
　団地に住んでいる大人達の了解を取り付けるにはどうしたら良いのでしょう。それとも諦めるしかないのでしょうか。
　目の見えない犬に出会ったことがないので「ぐるぐる」まわることや｢ひもがからんでしまう｣事には驚きました。
　命の大切さ、感じて欲しいものです。