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「とうさん」」 みんなの声

「とうさん」 作:内田 麟太郎
絵:つよし ゆうこ
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2010年05月
ISBN:9784591117927
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 7
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  • 新しいお父さんはカッパ?

    あとがきを読んで、とても複雑な思いになりました。新しいお母さんが連れてきた、血のつながらない弟から見たお父さんは、間違いなく新しいお父さんです。
    カッパなんかであるはずがありません。
    でも、見知らぬ生き物に見えたかもしれません。
    終盤での話の飛躍が納得できた時に、ふと思いました。
    義母に愛されることの少なかったという、内田麟太郎さんには、新しいお母さんは何に見えたのでしょうか。
    様々な作品を量産される内田さんの心の広さを考えつつ、このエピソードも1つの分子なのだと思いました。

    投稿日:2021/06/09

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  • あたらしいとうさんがきた。
    「おじさん」と呼んだら、かあさんに叱られた。
    新しいとうさんは、
    「いいよ、いいよ、おじさんで」
    といった。
    でも、おじさんというたびに、とうさんがどんどんみどりいろになって、すきとおったようになっていく。

    あたらしいとうさん、子どもにとってはそう簡単に受け入れられない現実だと思います。それでも、少しずつ、心境が変化していく様子が伝わってきます。
    最初に、カッパの話が出てきます。
    カッパの存在が、また違った味を出してくれているような気がしました。
    このような親子だったら、きっとこれから先、いい関係でいられるだろうなと思いました。

    投稿日:2015/01/18

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  • スマートさがいいね

    • さいきちさん
    • 40代
    • ママ
    • 青森県
    • 女の子14歳、女の子10歳、女の子8歳

     6年生に読みました。ちょっとシビアで、でもあったかい内容で、それを理解できる高学年がいいかなと思い選びました。
     新しいおとうさんを「おとうさん」と呼べない「トオルくん」。
    実はこのおとうさん・・カッパ!? 
    「トオルくん」が『おとうさん』と言わないため、だんだん姿が薄くなり、とうとう池に戻されてしまう時、「トオルくん」は言うのです・・『ぼくのとうさんだ』って。

    本当に他人同士が親子の関係になるということは並大抵のことではないと思いますし、実際に本当にむずかしいことと思います。

    この絵本はシビアな中にコミカルな、そしてほんわかあったかい内容で、自然と受け入れることができるようになっているのが素晴らしいと思います。

    投稿日:2011/05/09

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  • とうさん

    表紙の河童に似た二人に興味を持ち、図書館から借りてきました。男の子はともあれ、前の大人はどう見ても河童に見えてしまいました。
    長老の言葉で、自分がいかにおじさんが大切になっていたのか知ることになって良かったと思いました。最初から、継父を「とうさん」と言うのは抵抗があるのは当然だし、とうさんの方だって遠慮しているから、
    名前を呼ぶにも、「トオルくん」だったし、お互いにどう仲良くしていったらよいか躊躇していただけだと思いました。相手と仲良くなりたいと努力することも大事だし、仲良くなれるには時間もかかって当然だと思いました。とうさんと呼べれるようになってよかったです。

    投稿日:2010/10/16

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  • 再婚

    父さんが死んでしまって、新しくやってきた とうさん。
    ぼくが”とうさん”を「とうさん」と呼べるまでのお話です。

    主人公のぼくはカッパがいると思っている。
    ぼくの新しいとうさんもカッパはいると言ってくれた。
    うれしかった。けれど、
    ぼくは新しくやってきた”とうさん”を
    「おじさん」としか呼べない。


    すぐに心から「とうさん」なんて呼べないでしょうね。
    複雑なんだろうと思います。
    私にもわかりません。ウチの子どもも共感できたかどうか…
    少しずつ近付いて、あるきっかけで親子になれた父親と息子。
    いいお話でした。

    絵が全体的に青緑っぽい印象です。カッパ色?
    得体の知れないカッパが、父さんになっていく雰囲気が
    よく感じられました。

    投稿日:2010/08/31

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  • カッパは いるのだろうか。
    ばあちゃんは、「カッパは いるよ」といつもいっている。

    ひとりで 魚釣りしているところから お話が始まります

    次に あたらしい おとうさんが きた。(お父さんは 死んでしまったのですね)

    「・・・・・おじさん」
    いっしょに歯磨きしながら 「おじさんと」いうと、お母さんに 「おとうさんと よびなさい」としかられるのです。
    でも・・・ 急におとうさんと呼べませんよね・・・
    自分の本当のお父さんでないのですから・・・ (お父さんの思い出もあるはずですよね)

    でも、この新しいお父さんは 夏休みにつりに一緒に連れて行ってくれたんです。
    二人の共通の時間が 信頼関係に変わっていくのですが(この釣りに行った中での話がおもしろい展開になります)

    かっぱが登場するところは 読んでのお楽しみですよ!

     絵もカエルやさかなが出てきてきれいです

     池の中にいるような さわやかさがいいな〜 

    おや?  かっぱの長老が出てきて  

     せいたろうは 人間の 父親にはなれなかったな もとの かっぱになれと言うのに 驚いた トオルくん!!(せいたろうは 新しいお父さんの名前)

    そのとき「とうさんだ! ぼくの とうさんだ!」
    背中にしがみつくのです

    こうして 二人の関係が 深まっていくのですね。

    時間はかかると思うのですが・・・・ このように お父さんとの関係が深まるならば どんなにか嬉しいですね!

    生きていく中にはいろいろな出来事と立ち向かって乗り越えて行かなくてはならないのだな〜  

    内田さんの後書きを読みながら思いました

    投稿日:2010/06/16

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  • おじさんから、とうさんへ

    再婚して親子になった、父と息子のお話です。
    非常にデリケートな問題ですが、親子の微妙な心の動きが、とてもよく描かれていると思います。
    「あたらしい おとうさん」というのが、子供にはピンとこなかったようですが、現実にこういった家族関係になっているお友達もいるので、頭の片隅にでも入れておいて欲しいなと思っています。

    投稿日:2012/03/02

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