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パーシーの魔法の運動ぐつ」 パパの声

パーシーの魔法の運動ぐつ 作:ウルフ・スタルク
絵:はた こうしろう
訳:菱木 晃子
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2009年07月
ISBN:9784338246019
評価スコア 4
評価ランキング 32,420
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  • かなりやんちゃな少年物語

    おとなしい少年ウルフも、正常な子供らしく女性に関心を持ち始める頃となりました。
    そんなウルフが転校生のパーシーの破天荒ぶりのトリコになってしまいました。
    難に着けても過激なパーシーにあこがれを持つウルフ。
    その原動力は痛んで汚れたパーシーの魔法の靴。
    ウルフはパーシーの魔法の靴と交換するために、あれこれと自分の宝物や兄貴の秘密の宝物を提供します。
    パーシーはパーシーで思い切りの悪がきかと思ったら刺繍が好きで、親父の誕生日のプレゼントを考えているナイーブな心も持っている男の子。
    ウルフがパーシーの魔法の靴を手にしてからの豹変ぶりがスゴイ。
    別人になってしまいました。
    冒険、初恋、異性への興味、思春期を迎える年頃の子には通り道だと思うけれど、この物語はかなり過激で刺激的。
    眉をひそめる母親もいるかと思いつつ、やっぱり少年よ頑張れと思ってしまう物語です。
    破天荒で、思い切りやんちゃで刺激的で、飛びぬけて笑えるのですが、ペーソスはたっぷり。
    良い子のはずのウルフが、しでかす事件を知った母親は、ウルフを連れて映画館に。
    喜劇を見ながら映画を見るでもなく、涙を流しているシーンは、子どもを信じる母親の表現として秀逸。
    魔法の靴を、自らつけた火事の炎の中に投げ込んだウルフに、“自分のためにここまでやってくれた友だちはいない”と語るパーシーの純真な心は、ウルフの中にある性善説の昇華的表現。

    こんな本が、児童書としてあるのも良いのではないでしょうか。

    投稿日:2011/10/16

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