1歳4ヶ月の娘は毎日数回絵本を携え「ん!」と主張してきます。しかし読む際のページをめくることの早いこと早いこと・・・彼女なりに気に入ったページがあり持ってくるのはわかるのですが、言葉を拾う読み手はいつも必死です。
この本は、直接的だったり象徴的だったりしながら心洗われる谷川さんの詩と、目を奪われる鮮やかな元永さんの絵が素敵で購入しました。しかしそれとは別に、夫が娘に読み聞かせているときに、新たに詩の魅力に気がつくことができました。
自分で読み聞かせるときは早々と言葉を拾うのですが、他人が一生懸命詩を読み聞かせているのを聴くのがこれほど感じが違うなんて、知りませんでした。
言葉とふれあいの時間を長く大切にしていきたいと感じされられた本でした。