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おおきな木」 みんなの声

おおきな木 作・絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:ほんだ きんいちろう
出版社:篠崎書林
税込価格:\1,218
発行日:1976年
ISBN:9784784101481
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,181
みんなの声 総数 145
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145件見つかりました

  • 何度でも出会える絵本

    一本の木が、1人の人間の求めに応じ、自分の全てを捧げていきます。
    木は、葉も、実も、枝も、幹も、持てるもの全てを与え、切り株になっても、その人のためにと思うのです。
    繰り返される、「きは それで うれしかった」というセリフが、ちょっと切ないです。
    ちいさい頃から何度も読んでいますが、読むたびに印象が違います。
    何度でも出会える絵本なのだと思います。

    投稿日:2020/12/27

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  • 愛とは与えること?

    ベストセラーなのも納得。よくできている絵本です。
    子どものころはただ単に夢中になれるだけで幸せだった。
    木と遊べるだけで幸せだったはずなのに、大人になると、知恵がつくとそれだけでは物足りなくなる。それを見事に表した絵本です。
    木は長生きしてくれて、たろうのことを見守ってくれていて良かったです。

    投稿日:2020/08/30

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  • 物語の力を実感

    以前、子育て中、友人から紹介された本です。読み聞かせの絵本としては、小さく地味なのではと思ったのですが、仲間から「見やすい画だから大丈夫」と言われて、やってみました。
    読みにくくてミスが多かったのにもかかわらず、 始まる前あんなに騒いでいたのに、静かに聞いてくれる。物語の力を感じました。

    投稿日:2017/06/07

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  • 切なくなる

    • ともっちーさん
    • 40代
    • ママ
    • 佐賀県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    読んでいて、何やら胸が切なくなるような絵本です。

    ちびっこはりんごの木が大好きで。
    りんごの木もちびっこが大好きで。
    とても幸せな時間を過ごしていたはずなのに、やがて時は流れ、成長したちびっこはりんごの木から色んな物を奪ってしまいます。

    「きはそれでうれしかった」
    このフレーズを見ると切なくなりました。

    親子関係のようにも、恋人関係のようにも思えるこの図。
    木はずっと彼を待ち、彼に与え続けた。
    彼はもう昔の彼ではなく、木のことなんて少しも大事に思っていないのに。
    それでも、与え続けた。

    与え続けて、切り株だけになってしまった木。
    やってきた彼に、「もうあげられるものはない」と言う木ですが、
    彼は「もう欲しくない」と。
    きっと彼は人生の終わりに近づいているのでしょう。
    そうなってようやく、昔のようにただ一緒に過ごすことができた。
    今度こそ、木は本当に「うれしかった」のでしょう。

    色々と考えさせられます。
    子供にも読みましたが、大人の方がハマリました。
    繰り返し読みたくなる絵本です。

    投稿日:2015/10/13

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  • 深いお話!

    この絵本,イラストが白と黒の線画なのがとてもシンプルでよかったです。
    小さな子供と仲良しになった大きな木が,子供が成長し大人になると子供に色々与えることによって木自身はやがて切り株になってしまうというお話です。
    それは木にとって本当に幸せなことだったのか?あの子供にとってこの与える行為は良いことだったのか?
    読み手によって捉え方感じ方はさまざまでしょう。
    正解はわかりませんが,色々考えさせられるという意味で,よい絵本だと思いました。

    投稿日:2015/09/30

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  • 気づくことに・・・

    これは、究極ですね〜。
    一本のりんごの木が、友だちの男の子の望みに応じ、葉・実・枝・幹とすべてを与えるというお話です。
    男の子は、特に感謝するでもなく受け取り、その後何年も木に会いに来ることはないのです。
    そして、また困ったことがあると木のところにやってくる。
    木は、それでもしあわせを感じている・・・。

    この「与える」ことに犠牲の行為を見てはいけないのだそうです。
    見返りを求めてはいけないのですね。
    それはそれで分かるのですが、男の子がどこまでいってもしあわせそうでないのが、私は嫌でした。
    自分への感謝ではなく、自分の行動によって変わる“なにか”すら求めてはいけないのですね。
    それがたとえ、無駄に終わってしまっても、与えることが生命の充実なのだと。
    凡人には、なかなか難しそうです。

    これは究極ですが、「与える」とはどういうことなのかということを深く考える機会になりました。
    この行為は、こどもの感受性にどう響くのでしょう。
    この考え方が「正しい」ではなく、「色々な考え方がある」ことに気づくことに意義があると感じました。

    投稿日:2013/12/04

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  • 5歳の子供でも何か感じたようです

    大人の私が読みたくて図書館で借りてきましたが息子にも読み聞かせしてみました。

    内容すべてを理解するのは無理ですが子供ながらに感じとれる事もあるようです。

    単純に木がなくなって切り株だけになった事がかわいそうだと言っています。

    大人はもっと深いところにまで考えるんですが子供の素直な感想もなかなかいいものでした。

    もう少し大きくなったらもう一度読ませてあげたい作品です。

    投稿日:2013/02/12

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  • 深い本

    • みちゃママさん
    • 20代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子1歳、女の子0歳

    さらっと読めますが、さらっと終わらない本だと思います。

    少年の成長と木の思い、沢山考えさせられる1冊です。

    いつか子供が理解できる年齢になったら一緒に読みたいです。

    道徳の授業や感想文、ディスカッションにふさわしい本だと思いました。

    投稿日:2012/09/11

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  • 衝撃を受けた絵本

    子供の頃に読んだことがあり、最近ふと奇跡的に思い出すことが出来た絵本でした。
    最近私はこれと全く同じ体験があり
    私はりんごの木でした。
    これは木が人間ではなく、人として関われないことが大きな問題になっていると私は思います。木は人間だったら、人間として彼を愛することが出来るのに、りんごの木だから、りんごの木としての愛情しか与えることが出来ない、大好きなのに、歩み寄れない、だけど人間の男の子と関わりをもてるだけで嬉しい、だから大きな望みをそもそも持てない木は色々可能な人間に触れることだけで奇跡だから、それが喜びだから感謝もいらないんだろうなと私は思いました。自分で動くことの出来ない木は男の子の人生に関わることで自分の生きた証を感じることが出来たんじゃないかと思う。

    投稿日:2012/04/03

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  • 何歳になっても読み続けられる絵本

    • 土筆さん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    5歳と3歳の子供たちに読みました。
    読み手の私は、いつも最後の方で涙声になってしまいますが、
    子供たちは静かに聞いてくれています。
    読み終えると、子供たちは特に感想を述べることなく、静かにしています。それぞれ何か思うことがあるのでしょう。
    年を経て、これからも読んであげたい絵本です。
    村上春樹さんの翻訳も出ていますが、私は本田錦一郎さんの翻訳の方が、子供たちへの語り掛けにピッタリ合った口調なので好きです。

    投稿日:2012/03/11

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