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トラといっしょに

トラといっしょに(徳間書店)

美しいイラストで描いた心に残る絵本

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お正月が やってくる

お正月が やってくる(ポプラ社)

お正月かざりを売るなおこさん一家の年末年始をとおして、人びとの暮らしに息づくお正月を迎えるよろこびを描いた絵本。

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おおきな木」 ママの声

おおきな木 作・絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:ほんだ きんいちろう
出版社:篠崎書林
本体価格:\1,107+税
発行日:1976年
ISBN:9784784101481
評価スコア 4.64
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みんなの声 総数 142
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  • 究極の無償の愛

    1本のリンゴの木が1人の人間に限りない愛を捧げる美しくも悲しい物語です。

    リンゴの木が大好きで、毎日やって来ては遊んでいくちびっこ。
    やがて大人になるにつれ、木を訪れる回数が減っていくのですが・・・

    このちびっこ(成長し、途中から「ぼうや」と呼ばれるようになります)、
    突然思い出したようにやって来ては、木に「〜をくれるかい。」と
    要求ばかりしてきます。
    ぼうやのために身を犠牲にして尽くしてばかりのリンゴの木。

    困った時だけやって来て、リンゴの木に要求ばかりするぼうやに、
    最初、「なんてやつだろう」と思ったのですが、読み進めるうちに、
    決してリンゴの木は不幸な気持ちだったわけではないことに気付き、
    ハッとさせられました。

    「きは それで うれしかった。」

    というフレーズが、ぼうやの願いに応えるたびに出てきます。

    愛を与えてばかりのリンゴの木。
    ぼうやが困った時に、きっかけやヒントを与えてくれるリンゴの木。

    それはまるで、親離れしていく子を遠くから見守る親のような気持ち
    だったのではないでしょうか。
    なかなか会えないのは、元気に暮らしている証拠。
    時々思い出して会いに来てくれるだけで嬉しい。
    困った時は言ってごらん、力になってあげるよ。

    そう考えたら、なんだかリンゴの木が嬉しかったという気持ちが
    理解できるような気がします。
    ぼうやの心のどこかに、リンゴの木が存在しているということ。
    見えないけれど、心は繋がっているんですよね。

    考えれば考えるほど奥が深いストーリー。
    大人向けの絵本のような気がします。

    投稿日:2011/02/14

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  • 感動とはちょっと違った…

    • しろわにさん
    • 30代
    • ママ
    • 長崎県
    • 男の子6歳、男の子4歳

    育児疲れで鬱になり、少しでもリラックスしようと岩盤浴に行き、
    この本に出会いました。
    とても衝撃を受けました。りんごの木はぼうやのために尽くす。ぼうやは当然の如く搾取する。
    自分が困ると頼って、感謝の気持ちも言葉もない。
    りんごの木はそれでも幸せを感じる。
    少年になっても大人になっても中年、老人になってまでも
    りんごの木を頼りにする。

    育児に疲れていた私には、この木は母親、ぼうやは子どもと
    映りました。母親は子どものために子どもの笑顔を見るためだけに
    自身を削って一生尽くさなければならないのか。
    子どもはそれを当然と思ってしまうのか。
    そんな考えが頭をグルグル回り、絶望して涙が止まりませんでした。

    ぼうやはどんどん大きくなっていきますが、
    帰ってくるたびあまり幸せそうではないと感じました。
    木の、与えるだけの愛は本当にぼうやを幸せにしたのでしょうか。
    ただの木の自己満足としか思えない。
    私には木の気持ちがわからない。

    読む人によってもその時の精神状態によっても
    感じ方は変わると思いますが、私には辛い作品でした。

    ただ、少しでも木の気持ちを理解したくて
    何度も読み返しています。

    すごく考えさせられる深い内容のお話だと思います。

    投稿日:2006/12/14

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    2
  • 長きに渡り、結論の出ない本。

    20年程前に購入し、ずっと手元に置いておいた本です。
    息子が5歳のころ、保育園で読んでもらっておもしろかったと言うので、
    久しぶりに出してみました。
    息子に読むと、やはり「おもしろい」と言います。
    そして、自分でも何度か繰り返し読んでいました。
    何がおもしろいのか、気になるところですが、
    たぶん、答えられないと思ったので、聞きませんでした。
    難しい内容です。
    まだ理解はできていないと思います。
    中学生くらいのとき、読ませてみたいと思います。

    無償の愛を与え続ける木のラストは悲しすぎるし、
    たくさん与えられて育った少年も幸福には見えない。
    何が幸せなのか、考えさせられます。

    賛否別れるのは納得です。
    私自身は、賛でもあるし、否でもある。
    無償の愛はなんて美しいのだろうと感動もするけど、
    与えられ続けた少年の非道な行いに、
    愛というのはただ与えればいいというものでもない、
    という思いにもなる。

    一つ言えることは、
    議論の余地がある本だということです。
    20年に渡って結論の出ない本。
    さらに20年後、
    子育てを終えた自分がこの本から何を受け取るか、
    楽しみでもあります。

    投稿日:2016/05/09

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    1
  • 無償の愛

    原題は“The Giving Tree”
    タイトル通り、一本のリンゴの木が、一人の少年の幸せを願い、自分に与えうる全てのものを与え続ける姿を描いた一冊。

    木は、子を想う母のようでもあり、恋人を一途に想い続ける女性のようでもあり…
    読み手によって様々な解釈ができる深い作品です。

    相手からの見返りを期待することなく、ただ相手の幸せのみを願う。
    最後の、『きは それで うれしかった。』の一言には心を打たれます。

    年老いた少年は切り株に腰掛け、何を思うのだろう。
    子供として、母親として、日頃の自分を振り返る良いきっかけにもなる一冊です。

    近年、村上春樹さんの新訳が刊行され、注目を集めていましたが、本田錦一郎さんの訳に比べると、少々硬い印象を受けました。
    個人的には、やわらかく、リズム感のある本田さん訳のほうがオススメです。

    投稿日:2012/02/09

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  •  
     むかし りんごのきが あって…
     かわいい
     ちびっこと
     なかよし。

     から始まります。


     “この一本のりんごの木は、このかわいいともだちに、みずからの肉体を削って、葉を与え、果実を与え、…を与え、…を与え、すべてを与える。そして、この行為にりんごの木は、ただひたすら喜びをみいだしている。犠牲や喪失ではない。無償の見返りを期待しない、ただひたすらの愛であること。
     「与える」ことは、あふれるような生命の充実を意味する。
     彼の作品には、背後に確固たる思想がよこたわっている。”

     という、本書の訳者である、本田錦一郎さんの「あとがき」を読み、本文を再読しました。

     3年生のお話会でよみました。「人間が勝手だ。」「わがままだ」
    「横暴だ」という声はありましたが、りんごの木のひたむきな愛については、あまり意見が出ませんでした。学年が低かったかな?とおもいました。今年は、5・6年で読んでみます。

     修業が足りない私には、やはりこのりんごの木の行為は、切なくさみしさを感じてしまいました。子離れできない親になりそう。

     あとがきを読んでから、再読してみました。
     息子が、巣立っていくことを喜び、息子がこしかける切り株になれるよう、修業をつみます。

    投稿日:2009/06/07

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  • 「与える」という事の意味

    • あきにゃんさん
    • 40代
    • ママ
    • 岡山県
    • 女の子17歳、男の子11歳

     この絵本は大人の為の本だと思います。
    初めて読んだ時には、この絵本の良さが全く分からなかったので、子どもと一緒に読む事もしませんでした。
    ただ欲しがる子に与え続ける木・・・「与える」という事に違和感を覚えたのです。
     でも今は、自信を持っておすすめします。
    この絵本はすばらしい!!!
    やっと(><)気付きました。
    この木は、実や枝を与え続けながら、ひたすらその子の幸せを願っていたのです(^^;多分・・・
    「与える」という事は「その人の幸せを願う」という事なのですね。
    与え続けていた木は本当に幸せだったのだと今なら思えます。
    私もこの木のように、人の幸せを願いながら人生を送りたいと思えた一冊です。

    投稿日:2007/05/11

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    1
  • きは それで いいの?

    • りなりん★さん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子3歳、女の子5ヶ月

    読んでいて、なんだかとてもせつなくなりました。

    大好きなちびっこに全てを与え続ける木は、本当にそれで嬉しかったのでしょうか?
    与え続ける木に対して、何一つ愛情を与えないちびっこがそれでも大好きなんでしょうか?
    どんどん姿が変わっていく木。
    最後はただの切り株になってしまいますが、とても美しさを感じます。
    それに対して、ちびっこの醜い変わり様。

    人は、変わらずにはいられないのでしょうか。
    醜いちびっこに、つい自分を重ねてしまいます。
    小さな幸せで満足していたはずなのに、与えられ、得ていくうちに、
    「もっと、もっと」と求めてしまいます。

    最後に、木に腰掛けている老人になったちびっこ。
    木にちびっこの温もりが伝わったのでしょうか?
    私も手遅れになる前に、求めてばかりいた回りの人達に
    温もりを与えてあげよう、と反省できました。

    私に軌道修正をさせてくれた絵本です。

    投稿日:2007/02/14

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  • 文句なし5つ★

    • 絵本ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、女の子5歳

    この本は、私が大好きな本の一つです。

    親が子どもを思うのと同じように木は「ぼうや」を愛します。
    「ぼうや」がちびっこだった時、木とたくさん遊び、枝に登りリンゴを食べました。
    大きくなり、なかなか来なくなった「ぼうや」が久しぶりに来たので木は嬉しくて「前のように遊んでもらおう」とします。しかし、おおきくなった「ぼうや」はお金が欲しい・家が欲しい・船が欲しいと求めるものばかり。
    木は自分の枝を切られて家にされても・幹を船に使われても「ぼうや」の為になることが嬉しかった。

    最後は切り株になるのですが、何もあげる事ができないと言う木と静かに座る事が出来る場所を求める「ぼうや」。
    精一杯背伸びをし、座ってもらう木。

    とても大きな愛を感じる本です♪

    投稿日:2006/07/23

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  • 何度でも出会える絵本

    一本の木が、1人の人間の求めに応じ、自分の全てを捧げていきます。
    木は、葉も、実も、枝も、幹も、持てるもの全てを与え、切り株になっても、その人のためにと思うのです。
    繰り返される、「きは それで うれしかった」というセリフが、ちょっと切ないです。
    ちいさい頃から何度も読んでいますが、読むたびに印象が違います。
    何度でも出会える絵本なのだと思います。

    投稿日:2020/12/27

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  • 愛とは与えること?

    ベストセラーなのも納得。よくできている絵本です。
    子どものころはただ単に夢中になれるだけで幸せだった。
    木と遊べるだけで幸せだったはずなのに、大人になると、知恵がつくとそれだけでは物足りなくなる。それを見事に表した絵本です。
    木は長生きしてくれて、たろうのことを見守ってくれていて良かったです。

    投稿日:2020/08/30

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