先日、夫と喧嘩をしました。
お互いに大きな声で罵り合う大喧嘩。
それを見ていた娘は「もう一度結婚してよ。約束だよ」と
言っていましたが(別に離婚したわけではないのですが。笑)
頭にきていた私は「絶対!嫌っ!」とぷんぷんしていました。
でも、小さな子どもは(小さくなくてもそうなのかな?私は
執着心がないのか、かなりひねくれた子どもだったので、親が
もし喧嘩をしたりしたら別に離婚しちゃってもいいや。金銭面
だけなんとかしてくれたらひとりで生きていくことだって
できるだろうし。と、ひとり勝手にクールに考える子どもだった
ので、多少大きくなった子どもでも両親一緒にいてほしいと願う
のかどうかよくわからんのです)
両親とも仲良く一緒にいてほしいと思うものなのだなあと
しみじみ思いました。
そんな娘ですから、この絵本の挿絵にはいたく心惹かれたようで。
表紙にもなっているこのきつねさん一家の挿絵を何回も何回も
自分でコピーして眺めたり、ホチキスで絵本のようにとめたり
していました。
なぜだかひねくれたまま大人になった私としては(別に私の両親が
仲が悪かったわけでもなんでもないのですが)、心惹かれた部分は
娘とは違っていて、その挿絵ではなく「ぼくたちは おおきくなったら
せかいで いちばん しあわせになるんだ!」という言葉と
他の動物達が自分のおとうさんやおかあさんのようになるんだと言って
いる言葉でした。
娘が「ママのようになるんだ」って言ってくれるような模範的な素敵
なママじゃないだろうなあ、きっと・・。どうしたらそんなママに
なれるかなあ、という思いと。
でも「立派な何者か」になるのではなくて「しあわせになること」って
いうのがきっと一番大切なことだろうなあという想いが頭の中を
ぐるぐるしました。
娘がしあわせになることはもちろんですけど、今もきちんと(?)
しあわせでいられるように、激しい喧嘩は自重しようと思います
(激しくないのはいいのかしら?笑)。
喧嘩したら私も夫もしあわせじゃないしね♪