「魔法の庭ものがたり(7) ジャレットとバラの谷の魔女」 みんなの声

あんびるやすこさんらしいイラストの可愛さも魅力の児童書シリーズです。
可愛いだけでなく、色々考えさせられる内容であったり、ハーブの知識も身についたりと、これらもまた魅力に感じます。
小学校中学年くらいの女の子にぴったりな児童書シリーズに感じています。

今年の春に出版されていましたが、近世ん的に理由で、図書館の順番待ちをしていたら、こんなに読むのが遅くなってしまいました。

何度も書いてますが、娘たちの大好きなあんびるさんの「魔法の庭ものがたり」シリーズの最新刊です。
下の子がこのシリーズを特に好きで、夏休み中に読みたかったと、文句を言われましたが、順番ですから仕方ありません。
今回も感動したようです。
お話そのものも、子どもの心にいい感じに響いてくる友情ものでしたが、うちの子がいつも気に入っているのは、作品の最後に（このシリーズでは）ジャレットが可愛いイラストの図解で、物語に登場するオイルやハーブの作り方を説明してくれるところです。
じ〜っとながめて、いつも「作ってみたい。作ってみたい」とつぶやいています。
お料理のシリーズなんかはいくつか一緒に作りましたが、オイルとかは事前準備がいろいろあるのでなかなか難しいです。
でも、時間を作って、出来るだけ一緒に作って、物語の気分を共有したいなぁと、思っています。

物語自体は、主人公ジャレットにも魔女のお友達ができ、このシリーズ、これからますます面白くなりそうで楽しみです。

娘が気に入っているシリーズ。

魔女の遺産をひきついた人間の娘の話です。

今回は、奇跡をおこす魔法のびんを発見したジャレット。ダンスのヘタな子がそのせいで上手に踊れコンテストにも出ることに。

でも、これっていいのかな？？？

努力していなくても、関係なく成功させるこの魔法にジャレットは疑問を持ちます。

親友も、テニスの大会で勝ちたいからよこせ、とケンカになったり。

でも、ダンスの子も、、、コンテストで薬の効き目がきれて、失敗。

そうですね、やはり努力が大事です。

いろいろ考える本でしたが、新しい魔女友ができたのが良かったです。

ジャレットに新しい友達ができます。人間ではなくて本物の魔女です。魔女でも人間でもがんばるところや他の人のことを考えたりするところ等、ジャレットに似ているいいこです。
きのうのあなたよりきょうのあなた…いいことばですね！
巻末にはお手入れにぴったりハーブレッスンが載っています。