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コウノトリのおはなし えんとつのうえの車輪」 パパの声

コウノトリのおはなし えんとつのうえの車輪 作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:ティボル・ゲルゲイ
訳:安藤 紀子
出版社:長崎出版
本体価格:\1,500+税
発行日:2010年08月
ISBN:9784860954109
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 5
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  • 古典的な良書

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    マーガレット・ワイズ・ブラウンの1954年の作品で、コールデコット賞オナー賞受賞作品。
    邦訳は2010年。
    実に56年の時を経て読んだのですが、作今、こうした古典的名作を邦訳するケースが増えてきているのは、本当の好ましいことだと思っています。

    絵を描いたティボル・ゲルゲイの作品は初めて見ましたが、丸みを帯びた実に優しいタッチの絵。
    ワイズ・ブラウンの文に相応しいと言えるでしょう。

    原題は「Wheel on the chimney」
    コウノトリは幸せを運ぶ鳥として崇められていて、煙突に荷車の車輪を結わえ付け、コウノトリに巣を作ってもらうことに由来しています。

    どうも舞台になっているのは、ハンガリー。
    コウノトリのつがいが、煙突の上の車輪に巣を作るシーンから物語は始まります。
    子供が生まれ秋になると、まとまって暖かいアフリカを目指します。
    途中、フラミンゴの大群との遭遇があるのですが、その描写は凄いの一言。
    もっと、大判の絵本で見たいところです。
    そして、北の国に春が訪れる頃に、また、コウノトリは群れをなして戻るというストーリーです。

    旅の途中には様々な伏線があって、楽しめる場面は多いと思います。
    でも感じて欲しいのは、自然の営みの素晴らしさといったところでしょうか。
    ワイズ・ブラウンの作品は、決して派手ではないのですが、心に染み入るものがあります。
    この作品もそうした一連の一つ。
    文章量が多いので、小学校低学年の子供が自分で読むのが向いているかも知れません。
    良書としてオススメします。

    投稿日:2010/10/03

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