話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

すずちゃん」 みんなの声

すずちゃん 作:さえぐさ ひろこ
絵:ひろかわ さえこ
出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:2010年09月
ISBN:9784333024575
評価スコア 4.4
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みんなの声 総数 4
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  • すずめの名前でした

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    傷を負ったすずめを一時的に家で
    世話をすることになったようちゃんのお話です。
    作者の実体験を元に作られたそうです。

    すずめに元気になってもらいたい気持ちと
    外の世界に帰したくない気持ちで
    ようちゃんは揺れます。

    どうすることがすずちゃんにとって一番幸せか
    ようちゃんは知っているのですが
    鳥かごに暗幕をかけてすずちゃんを引きとめようとする
    ところは心が痛みます。

    娘にはようちゃんの気持ちを考えるように促しました。

    文字が大きく幼年童話の導入本に適していると思います。
    年長の娘は一人で読めました。
    個人的な感想ですが「道徳」の時間で使えるような
    題材だと思いました。
    道徳って今でもあるのかどうかはわかりませんが。

    投稿日:2010/11/22

    参考になりました
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    1
  • 【あらすじ】
    マンションのガラス戸の前で、弱ったすずめをみつけたようちゃんとお母さんは、家で元気になるまで「入院」させることにしました。エサをあげたり、公園の葉っぱなどを敷いてあげたりして、様子を見ていると、すずめは少しずつ元気を取り戻していきます。しかし、外で暮らす鳥は家では飼えません。元気になって欲しいと思う気持と、いつまでも家にいて欲しいと思う気持ちの間で、すずちゃんは揺れ動きますが…

    【感想】
    子どもの頃、ペットを飼ったことがあるので、このお話は心にしみました。
    動物とは、遅かれ早かれ、別れがきます。この子は、とても素直な気持で、すずめに接していて、まるで家族のように受け入れて話しかけていました。素敵な感性を持った子だと思いました。
    しかし、すずめの立場に立って、本当に幸せになるのは、どっちなのだろうか?
    自分と一緒に鳥かごで暮らすのか、たくさんの友達と一緒に外で暮らすのか。
    小さな子が、葛藤で心が引き裂かれてもだえ苦しむ場面は、読んでいて苦しい箇所でした。
    この子は最終的に、外で暮らすことが幸せだと悟り、鳥かごからすずめを出してあげる選択ができました。やっぱり、すずめも外の方がいいようで、さっさと飛び去ってしまった場面は、切ない。けど、これでこの子も、一つ大人になっていったなあ…と思いました。

    先が予想できる話でしたが、やっぱり泣かされちゃった!という感動を楽しめます。
    命や、自然や、外の動物たちの生活など、普段はあまり考えないので、時々こういう話を読むと、心が洗われるようです。
    真面目な話なのですが、絵や文章がかわいいので、入りやすいと思います。
    こういう感覚は大事ですね。

    投稿日:2017/03/15

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  • すずめのすずちゃん

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    弱ったすずめ。元気になるまでうちで面倒を見ることに。
    別れ前提は辛いですねー。でもやっぱり野生の生き物は野生に返さないといけないのだとは思います。
    おかあさんも女の子もよく分かっていて感情に走らないのが偉いですね。
    いいおうちで保護してもらえてよかったね、すずちゃん。

    投稿日:2016/07/01

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  • 一緒に考えたいお話です。

    表紙を見て この女の子が「すずちゃん」という名前なのかと
    思っていました。
    絵本というより幼年童話、大きめの文字で
    老眼の私もすんなりお話の世界に入っていけました。
    「すずちゃん」は すずめの名前なんですね。
    傷ついた すずめを自宅でお世話しているうちに
    心が通い 野性に戻さなければいけないと
    わかっていながら 寂しくなっていく気持ち。
    別れがつらくなっていく気持ち。
    大人の私も子供の頃を思い出すような
    懐かしい気持ちになりました。
    すずめは身近な野生の鳥ですね。
    ベランダにやってきたり、何かエサがあると
    仲間を呼びに行くのか しばらくすると
    いっぱい集まってくる光景を見たことがあります。
    主人公の女の子は「ようちゃん」という名前なんですね。
    ようちゃんの心の動きと おかあさんと
    素敵なお話でした。

    投稿日:2016/06/28

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