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ふしぎなやどや」 その他の方の声

ふしぎなやどや 文:はせがわ せつこ
絵:いのうえようすけ
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1990年06月15日
ISBN:9784834010398
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,452
みんなの声 総数 20
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  • 深い印象を残す絵本

     いのうえようすけさんの ゆらゆらとした絵が、「『ふしぎなやどや』のお話の不思議な感じをよく表していると思いました。そして、町のざわめきや一癖ありそうな宿屋の客たちの雰囲気、宿屋の女主人の奇妙な様子が絵本の中からこちらに迫ってくるようでした。

     夜中、女主人、三娘子が繰り広げる妖しい不思議な出来事。私も主人公と一緒に そっと覗き見ているようで、ドキドキしてきました。勧善懲悪的なお話ではあるのですが、最後、三娘子は悔いるわけでも謝るわけでもなく、走って逃げていきます。読後、なんだか ぽかんとしてしまいました。こういうのは大陸的なのかしら?走り去る三娘子の表情がちょっと恥ずかしそうな感じで面白いです。

     子どもの心に深い印象を残す絵本だと思います。

    投稿日:2017/01/31

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  • 中国の唐の昔話で 板橋の三娘子(河東記)というお話です

    この 「ふしぎなやどや」は長谷川摂子さんの再話です
    井上洋介さんの絵が このお話をぐんと引き立てているのです。
    宿屋の看板娘の 三娘子はきれいな顔で、客を手厚くもてなすのですが不思議な女だったのです
    趙という若者が たまたま 泊まった夜に 見たのです。
    この 三娘子が 不思議なことをしてそば粉を作るところを、なんとこのそば粉のもちを食べたものは ろばになってしまうのです(趙は食べなかった)

    一月後に 再び訪れて、べつの店でかった そばもちを持ってきて、三娘子を騙すのです
    逆に騙された、三娘子は ロバになってしまうのです
    三娘子のなまめかしい姿は ロバになるのですが その絵が すごい迫力がありました
    趙は、そのろばにのって 旅をするのですが  中国の山々の雄大さが墨絵のようです!
    お話の結末は、仙人のような老人に頼まれ ロバの口からなんと 三娘子が飛び出てきて逃げていくのです
    何者だったのでしょう?(逃げゆく姿が何かしらユーモラスに描かれていて)

    中国の昔話のおもしろさを 味わいました。
    それにしても 三娘子が そば粉を作るところは不思議な光景でおもしろかったです

    長いお話ですが おもしろいので小学生に読んであげたいと思いました

    投稿日:2010/10/13

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