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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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きつねのたなばたさま」 ママの声

きつねのたなばたさま 作:正岡 慧子
絵:松永 禎郎
出版社:世界文化社 世界文化社の特集ページがあります!
税込価格:\880
発行日:2003年06月
ISBN:9784418038091
評価スコア 4.68
評価ランキング 2,171
みんなの声 総数 21
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  • 悲しみを乗り越えて

    猟師にお母さんを殺されてしまった子ぎつねは、そうとは知らずに
    お母さんを待ち続けています。
    ある日、人間の子が七夕飾りにお願いを書いているのを見て、字が
    書けないながらも一生懸命考えて、自分もお願いごとをします。
    人間の子は叶ったのに、自分は叶わない…
    せめて夢の中でお母さんに会おうと、食事もとらずに眠ってばかりで
    弱ってしまいました。その時、雌の子ぎつねに助けられ、成長した
    2匹は家庭を築きます。
    一生懸命に考える子ぎつねに、思わず涙が出そうになります。
    願いは叶わないままですが、親子の絆や悲しみを乗り越えて成長する
    姿に温かい気持ちにもなれるお話です。

    投稿日:2009/09/14

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  • せつない気持が伝わる絵本

    本屋で七夕コーナーにあって、すぐに手をとりました。

    涙がじんわり・・・(T_T)(T_T)(T_T)

    ストーリーと絵がとてもピッタリ。

    羨望⇒真似⇒同じようにはならない⇒どうすればいいんだろう・・・という似たような体験は、誰にでもあるのではないでしょうか?「どうしたらいいんだろう・・・」という主人公のせつない気持が、ひしひしと伝わってきます。

    でも、最後が又ホッとするという。

    「ごんぎつね」「てぶくろをかいに」等、なぜにキツネが主人公の絵本は、涙がつきものなのでしょう。
    たぬきさんでは、こういう風にはいきませんよね?

    七夕というと、「彦星と織姫」が主人公というのが定番ですが、是非一度は読んでいただきたい絵本です。

    投稿日:2007/07/05

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  • たなばた様へのお願い

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    おかあさんと別れた子ぎつねは、おかあさんが夢の中に出てくると、ふもとに降りて、一軒の農家の様子を見ることにしていました。
    『おとうさんの病気が治りますように』と、たなばたに願いを書いた子どものまねをするのですが…
    きつねのお願いの仕方に、思わず涙が出てきました。どうぞ、かなえてあげてください。でも、それはもうかなわぬことだったのですが…
    このまま、願いも届かず、子ぎつねはどうなっていくのでしょうか。
    優しい、純な心をもった子ぎつねを、どうか助けてあげてと思わずにはいられませんでした。

    投稿日:2008/11/09

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  • ちょっと切ない七夕の物語

    • ぽにょさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子3歳

    七夕の季節に娘に読んであげた1冊です。
    表紙を見ると、双子の可愛い狐の物語?と思ってしまいますが、実はとても切ないお話でした。
    お母さんをなくした子狐が、笹に託した願い。一生懸命な思いがとても優しい挿絵から伝わってきます。

    短冊に物をねだる子供の願いを見かける事が多くなってきましたが、この絵本のように心の願いを短冊にしたためる子に成長して欲しいと願ってしまいます。

    投稿日:2008/07/23

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    2
  • ハッピーエンドで良かった

    悲しい終わり方をするのかと、少し恐れながら読みました。
    けれど、最後の最後で希望溢れる展開になったので、ほっとしました。

    そうとは知らずにお母さんを失ってしまったこぎつねの、七夕に託した心からの願い。
    それは叶わなかったけれど、代わりにとてもかわいらしい雌ぎつねと出会います。

    親離れ子離れの大切さや自立心の大切さを、きつねを通して教えてもらいました。

    投稿日:2023/07/05

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  • とても深いお話です。

    娘が小さい頃にも読んだことのあった絵本です。
    たなばたの季節に、何かよい絵本はないかなと
    探していて、また出会いました。
    その時には感じなかったことを、娘は感じたようで、
    とても静かにお話を聞いていました。
    キツネの子の深い悲しみが、大人の心にも
    深くつきささります。
    どうかどうかこのキツネの子が幸せになりますようにと
    願わずにはいられない絵本です。
    やわらかい感じの絵もとても気に入っています。

    投稿日:2018/10/25

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  • 切ない七夕

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    おかあさんを亡くした子狐の、七夕にまつわる切ない願い事に涙が出そうでした。
    私は今自分が闘病中なので、うちの子供たちも、このきつねのように
    たくましく育って幸せになってほしいと切に思いました。

    きつねくん、がんばったね。えらいね。と言ってあげたいです。
    たなばたというと、彦星織姫のお話、七夕の習慣のお話が多くなりますが、こういうせつないお話をしみじみ読むのもいいですね。

    投稿日:2018/06/24

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  • お母さんが猟師に撃たれていなくなってしまい、ひとりぼっちになった子ぎつねが、山を下りて短冊を結びにいく場面はとても切ない気持ちになりました。でも、だんだんと成長した子ぎつねは妻や子をもち、家族ができて本当に良かったです。何をきっかけに親離れ・子離れをするかはひとそれぞれですが、我が子が成長していく姿を見て、お母さんは喜んでいたのではないでしょうか。

    投稿日:2017/08/02

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  • 頑張ったね子ギツネ。

    母親を失った子ギツネのやまいもの葉に花のしるを足に塗り足形をつけ。。。と願い事を叶えるために色々考える子ギツネの姿に胸が熱くなりました。
    母親を恋しく想う子ギツネ,涙なしでは読めませんでした。
    寂しさや挫折を乗り越え自立の道を歩む感動のストーリーです。
    幸せになってね☆と願わずにはいられません。

    投稿日:2017/01/25

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  • こぎつねが短冊に込めた願い

    • レイラさん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子22歳、男の子20歳

    こぎつねはよくお母さんの夢を見るのです。
    ある日行方不明になったお母さん。
    母恋しさに、人間の親子の様子を眺めていて、
    七夕の短冊にお願いをしたためることにするのです。
    もちろん、こぎつねにできる精一杯の方法で。
    冒頭から、悲しい境遇のこぎつねの様子に、心を震わせてしまいます。
    そして絶望。
    救済はあったものの、お母さんへの思いは変わりません。
    なんて重いテーマでしょうか。
    成長していく中で乗り越える困難。
    奥が深い物語でした。

    投稿日:2016/07/04

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