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谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ともだち」 その他の方の声

ともだち 作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:玉川大学出版部 玉川大学出版部の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2002年11月
ISBN:9784472402784
評価スコア 4.73
評価ランキング 1,144
みんなの声 総数 112
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14件見つかりました

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  • 絵本を久しぶりに読んでみて

    • タオコさん
    • 20代
    • その他の方
    • 岡山県

    「私って友達少ないから・・・」
    この絵本のタイトルを見た時に思い浮かんだのは、友達が放ったこの一言でした。
    「そんなことないでしょう?」
    そう返したものの、私自身も「ともだち」ときいてすぐ思い浮かぶ人は、それほどいないと感じたのを憶えています。
    そもそも、どこからどこまでが「ともだち」なのだろう?
    大親友だけ?
    知り合いも含まれるの?
    それだけに言葉の表現者である谷川さんが、「ともだち」をこの本でどのように表現するのか、少しわくわくしながら表紙を開きました。
    谷川さんの言葉と、その言葉に合わせた和田さんの絵をみると、(未だに)のんびり屋の私を待ってくれた(、くれる)友達を思い出して「こんな状況、そういえばあったな(、あるな)。」とクスリとした場面がありました。
    年月を経ることで、「ともだち」という関係を、複雑に考えてしまいがちになりましたが、その根本は、この本で表現されているような非常に簡潔なことではないかな、と思いました。
    子供だけではなく、何年たっても十分通用することだと思います。

    投稿日:2018/11/30

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  • ともだちって…

    谷川俊太郎さんの詩は、本当に心に沁みます。
    小さな子たちにもわかる易しい言葉で、ともだちの本質をついてくる谷川俊太郎さんの詩。
    その詩に、素朴で温かい和田誠さんの絵がとてもマッチして、大好きな一冊です。
    どの学年の子どもたちも、それぞれの思いで、ともだちについて考えられると思い、ブックトークで紹介することが多い絵本です。
    会ったことがなくてもそのこはともだち。
    心を馳せて考えてみよう。ともだちが笑顔になれるように。
    ともだちが笑えば自分も嬉しい。幸せはそうやって連鎖していくんだね。
    ともだちって大切。ともだちって素敵。
    そんなことを、子どもたちに伝えたい。でも、語らなくても、絵本を読むだけでいい。
    谷川俊太郎さんの詩は、誰にでもストレートにと心に響くと思うから。
    これからもずっと大切に読んでいきたいと思います。

    投稿日:2018/11/30

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  • 谷川俊太郎さんの詩に 和田誠さんの絵のコラボが ぴったりの絵本でした
    {ともだちって}
    かぜがうつっても へいきだって いってくれるひと?
    本当に? あれ? これちょっとへんだと思いました。
    つぎの いっしょに かえりたくなるひと 他の詩はうなずけました!

    {ともだちなら}
    おたんじょうびを おぼえていようなどは
    そうそう 詩を読みながら うなずきました
    かりたものは きちんと かえそう(親しい中にも礼儀ありですね!)

    {ひとりでは}
    とどかない せなかもともだちがいれば かいてくれる
    気持ちよさそうで 優しい友達に感謝! 笑える二人の関係ですね
    確かに 一人よりも二人の方が楽しいときがありますね!
    でも・・・・時には 一人になりたいときもあるのですが・・・・
    貴方は 一人になりたいときありませんか?

    {どんなきもちかな}
    良く分かるので 納得! 仲間はずれにされたことありますか?
    こんな気持ちがわかるのは 経験した人ならば 心から分かるのですね!

    {けんか}
    子供は小さいときは けんかしながら 育つこんなこともあります
    お互いの気持ちを考える気持ちが大切なのですね  みんなの中で生きていくには・・・・
    いじめの問題を 考えさせられました.
    お父さんや 先生に いいつけるのは ずるいんじゃないかな?
    分かるけれども  話すことは 必ずしも悪うとは言えないと思いました。
    {ともだちはともだち}・{あったことがなくても}では 世界の子供の写真が出てきて本当に考えさせられました!

    本当に大切な友達を いつまでも 大切にしたいと思いつつ・・・
    この絵本は 子供たちにも 読んであげたいです!!

    谷川さんの詩もステキ!絵は詩をふくらませる大切な絵だと感じました!

    投稿日:2010/03/30

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  • ともだち

     「ともだちってどんな人? どんなきもち?」
     これは私が大人になってもずっと考えていたテーマだ。
     会社の女性の同僚はときに言葉で傷つけたり、ときにすり寄ってきたりする。
     そんなもやもやした感情が、谷川さんのかざらない詩と和田さんの描くシンプルなのに表情豊かな絵によってとかされていく。
     ラインやSNSなどは便利だが、とりつくろったり、うわべだけの言葉を並べているようで、やっぱり相手の気持ちはわからない。
     どんなに年齢がちがっても写真でしか会えなくても「どんなきもち?」と、お互いに思いをめぐらせることがともだちの第一歩なのだと思う。

    投稿日:2018/11/18

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  • 『ともだち』を読んで

    わたしが心にのこったのは、みんながあそびに行ってもともだちだからまっててくれるところです。
    すきなものがちがってもなかよくしてくれる人はともだちです。
    どこがにてるかというと、すきなものがまったくちがっても、すごくなかよくしてくれるところがにています。
    ともだちにいやなことをしても何もうれしくないけど、みんなでたすけあえばみんながとてもうれしくなるから、大切だなと思いました。
    わたしは、このおはなしを読んで、みんなにやさしくしてあげたいなと思いました。
    いやなことをやってる人がいたら、さいしょはやさしく言ってそれでもきかなかったらちょっとだけつよく言うときいてくれるからちゅういはそう言うといいなと思います。
    わたしが、もしだれかをおいていってる人がいたら、
    「いっしょにあそぶのだったらちょっとまっていてあげたら」
    とやさしく言ってあげたいです。
    わたしは、このおはなしを読んでたくさんのことをまなびました。
    何をまなんだかというと、あたりまえだなと思うことも書いてあったけど、はじめてしったことや大切だなと思うことがすごくいっぱい書いてありました。
    わたしは、この本を読むのがひさしぶりだったけどすごくこの本をえらんでよかったなあと思います。
    これからもちゅういするだけでなくじぶんでよいことかわるいことかをよく考えてよいことだなと思ったらともだちやかぞくにしてあげるといいなと思いました。
    たくさん大切なことが知れてよかったです。

    投稿日:2018/11/19

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  • これが本当のともだち 受賞レビュー

    ともだちを読んで、改めてただ何人か集まってわーわー楽しだり、常に誰かと一緒に行動することがともだちではないと思いました。何があっても、本人を理解し、支え、本人が苦しんでいるときに相談に乗って力になってくれる人。これが本当のともだちにちがいないと感じさせてくれた絵本です。

    投稿日:2017/02/22

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  • 子ども文庫の世話人30年の経験の中でも、年中〜小学生の子どもたちに自信を持って手渡している一冊です。「自分にとってともだちってどんな存在なのかを、谷川さん独特のやさしい(優しい・易しい)が子どもたちに語りかけます。和田さんの絵もとてもやさしい。いじめの問題がなかなか解決されない昨今、多くの子どもたちにぜひ読んで欲しい本です。

    投稿日:2017/02/21

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  • 「トモダチ」も「ともだち」

    子どもが小学生になった頃だったでしょうか。
    学生時代の友達が手紙に書いてきたことがありました。
    「○○ちゃんのお母さん」になって
    ”知り合い”は、いっぱいできたけど
    ”ともだち”は、なかなかできない。と。
    その時、私は納得したけれど…。

    『ともだち』―。
    和田さんの挿絵の右端で語り掛ける谷川さんの言葉は
    易しくてシンプルだけど
    その言葉に
    たしなめられたり、うなったり、苦笑いしたり。
    それでは、あの人は、私のともだち?
    私は、あの人のともだち?…と考える。

    けれど終盤
    挿絵が写真にかわり
    車椅子の少年のまなざしに射すくめられたその後で
    写真には重い現実が見えるけど
    なにか人の持つ大きなやさしさが私を包みました。
    「あったことが なくても このこは ともだち」に。

    そして、ふいにうかんできたのは
    震災直後のアメリカ軍による”トモダチ作戦”でした。
    遠くに暮らしていても、会ったことがなくても
    トモダチとして手を差し伸べてくれた人達。
    直接、被災はしていなくても
    日本人として
    誰もが、その行動と思いに
    心を動かされ、感謝しましたよね。

    ともだちに、細かい条件や定義は要らなくて
    相手を助けたい、力になりたいって思うだけでじゅうぶん。
    それだけで、ともだち!

    長く「○○ちゃんのお母さん」をやってきて
    知り合えた多くの人たちの何人かは
    確かに「ともだち」と、今、思えるのです。
    会う機会もほとんどなくなってしまっても
    「元気でいるかしら」と思いはせたら
    それって、ともだち!
    「そばにいないときにも いま どうしているかなって おもいだすひと」
    ですもんね。

    投稿日:2015/11/04

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  • そうだったのか谷川さん!

    今まで読み聞かせの場で、この「ともだち」と「いちねんせい」を同じ扱いで選んでいました。
    どちらも谷川さん・和田さんコンビで、詩と絵が絶妙の組み合わせで楽しく「もう一回読んで」と声のかかることもあります。
    ただし、「ともだち」に対してのみ起こる子どもたちの反応に、戸惑いを感じることがありました。
    共感・反発・納得・拒否などの呟きです。ただ詩の言葉やリズムや遊びに楽しむのではない姿勢があるのです。
    子どもたちの心をザラッとさせ動かすようなのです。なぜでしょうか。

    そうだったのか谷川さん!謎が解けました。絵本ナビの谷川さんへのインタビュー記事で!!
    そもそも「ともだち」は詩の絵本ではなかったのです。谷川さんは、はっきりと「ともだち」は認識絵本として書いているとおっしゃっています。大人の学問への入り口の絵本なのだと。「ともだち」とは何ぞや・・・・これはもう哲学じゃあありませんか。
    子どもたちにはちゃんと届いていたんですね。詩とは違うんだということが。

    これからは、谷川さんが「意識的論理的に言葉をえらんで」作られたという「ともだち」絵本を読み聞かせる時は、こころして、じっくり丁寧に言葉を届けようと思いました。もちろん子どもたちの呟きに戸惑うことなく、そうだったのか谷川さん!と肯きながら。

    投稿日:2015/11/09

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  • 沁みわたる

    ともだちって…

    ページをめくるたびに共感する事がいっぱいでした。
    自分には素敵なともだちがたくさんいるんだなぁと改めて感じて、とても嬉しくなりました。

    私にとってともだちって…思い出すと嬉しくなるひと!

    谷川さんの詩が身体中に沁みわたっていきます。
    ともだちって、有難いですね。

    感謝の気持ちを込めて…
    素晴らしいともだちへの贈りものに、ぴったりの絵本ですね!

    投稿日:2015/11/11

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