まほうのさんぽみち(評論社)
絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。
そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)
世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!
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8件見つかりました
草食であるヒツジが牙をつけて自衛したら、こんな話になりましたという絵本です。 アラビアのりで牙をはめこんだというぐたりは、クスッとしましたが、そうしているうちに草食であったばすなのに、牙があるがゆえに肉食へと変化していきます。 環境に順応できるものだけが生き延び、進化していけるとするならば、これも進化と言えるのでしょうか。 読み進むうちに、ヒツジたちにとっての幸せは?アイデンティティは?と考えるうちに単にクスリと笑ってだけはいられないブラックさを感じました。 こんな世界があったら怖いと思うと同時に、仮にこれが肉食が牙を抜かれて草食になったらまた違った世界観で、そちらは幸せに感じるのだろうかと頭を抱えました。
投稿日:2014/02/05
牙のあるヒツジ??? なんと、死んだ動物のをアラビアのりでくつけているのです。 「アラビアのり」というところが時代を感じますね(笑) 牙を生やすと、なんだか肉食動物になったように気が大きくなったヒツジ。 んー。人間も案外そういうところってあるかもしれませんね。 ラストも最高!この絵本面白い!
投稿日:2013/07/23
いつもオオカミに震えていてヒツジですが、牙をこっそりと付けはじめるとその姿にオオカミたちは逃げ出していきます。 ここまでは「あーよかった」なのですが、この牙ありヒツジたちがだんだんと変貌してくるのです。 7歳の息子は「えー!!まじまじ!」の連続で何度もページをめくりかえしてはビックリしていました。 男の子うけする本かな?
投稿日:2009/10/29
「最近おもしろい絵本ある?」と聞かれたら、今なら絶対これを差し出します。 ひょうきんさと真面目なテーマをうまく掛け合わせた、という意味でも秀逸です。 娘も笑っていましたが、私の方がさらにウケていたかも。ニヒルな内容に、ページを繰るごとにプッ。 要するにポリデントで入れ歯を入れちゃった羊の話なのですね。 会話も行動も、羊たちには大真面目らしいのですが、私たちにはバカらしくてこんなにおもしろい。 そしてラストのオチ。大笑いしましたが、よくよく考えるとこういう話なのでしょうね。 力に対して武装で身を守り、それで得た新たなる力を外へ向けての攻撃に使う。これを皆が繰り返したらどうなることでしょう。 争いが争いを生むという言葉を思い出しました。 第三者が見たらこんな気分なのかもしれません。 なーんて。ぜんぜん説教くさくありません。とりあえず笑えますよ。 小学生ならテーマを汲み取る力を持っているかもしれませんね。
投稿日:2007/11/08
自分達の身を守る為にきばをのりで貼り付けたヒツジ。ヒツジがヒツジらしくなくなってしまいました。 印象に残ったらしく、8歳の息子は中学生の姉に、さっそくすすめていました。あらすじを聞いた姉もすぐ読んでいました。
投稿日:2007/09/10
弱い羊だから、強い動物に教われないようにみんなでキバ(入れ歯なんですが)をつけよう・・・ところからはじまって、存外これがうまくいって調子が出てくると、何故か草食動物だった羊が、シマウマの尻を見るとかぶりつきたくなっていく・・・というストーリーが怖い。権力や力を手にした人間が陥る罠を見ているようです。
投稿日:2006/06/06
子供の頃、読んだ記憶が強烈に残っています。 羊達はオオカミに襲われて困っていました。そこで偽物のキバをくっつけます。作戦は成功してオオカミには襲われなくなりました。ところが今度は草が食べにくくなり、肉食になっていきます…。 最後のページのオチが皮肉たっぷりというかなんというか、面白くて大好きでした。
投稿日:2006/04/21
広いはらっぱで、のんきに暮らす羊の群れ。 彼らには、たった一つだけ悩みがありました。夜になると、オオカミが群れを襲い、なかまが一頭ずつ消えていくのです。 そこで、一頭のとしよりの羊が思いついた自衛手段というのが・・・? なんと! とがった牙をはやすことでした。 死んだけものの牙を、アラビアのりでくっつけて、いれ歯をしたのです。 牙をむき出しにしたその顔は、それはそれは恐ろしい顔つきになり、それをまねして、群れの羊たちも競って牙のいれ歯を始めました。 これで一安心。 オオカミは襲ってこなくなりました。 ところが・・・ 牙が邪魔して、草が食べられなくなった羊は、他の動物を襲って食べ始めたのです。 水彩絵の具(?)を使って描かれた、荒削りな(これが味があっていいんです)絵と、お話の絶妙なコンビネーション。 何度も吹き出してしまいました。 肉食になった羊は、不思議なことに勇気がもりもり湧いてきて、ライオンやトラにも負けない強い動物になったつもりになり、獲物を襲っていきます。 ここまでくると、あっぱれ! といった感じです。 「自然の生態系がこわれてしまう!」 なんて、思われる方もいらっしゃるでしょうが、最後のページに大爆笑の おち が待ち受けていますよ。おたのしみに・・・!
投稿日:2003/07/07
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