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賢者のおくりもの」 みんなの声

賢者のおくりもの 作:オー・ヘンリー
絵:リスベート・ツヴェルガー
訳:矢川 澄子
出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1983年
ISBN:9784572002778
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,222
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  • 最後はぐっとこみあげるものが・・・

    • オカズさん
    • 50代
    • パパ
    • 東京都
    • 女の子21歳、男の子18歳、男の子9歳

    以前に短編の名手と言われたオー・ヘンリーの短編集を文庫本で読んでいたので内容は知っていました。またこの話は数あるオー・ヘンリーの短編の中でも、「最後のひと葉」と並んで最も有名なものです。
     でも読んでいるうちに(妻の髪が切られたのを夫ジムが見るあたりから)ぐっとこみあげるものがあって、何度読んでも最後のほうはメロメロになってしまうのは、年を取ったせいなのかななどと考えてしまいます。
     お互いのクリスマスプレゼントのために自分たちの最も大切なものを売ってしまい、一見無駄に終わってしまったのは愚かな行為だが、彼ら夫婦こそ最も賢い贈り物をしたのだという最後の部分には納得ですね。
     子どもの通う小学校で読み聞かせをやっているので、この本も読んでやりたいとは思いますが、今のところちゃんと読む自信がありません。

    投稿日:2008/07/03

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    7
  • あらためて心に響きました

    オー・ヘンリーさんの有名な短編ですので、お話自体はご存知の方も多いと思います。私も例外ではなく、昔に読んだ記憶がありますし、あらすじだけはしっかり覚えていました。

    「立ち読み企画」でこの絵本を読ませていただきました。
    知っているはずのお話なのに、まるで初めて読んだかのような感動で心がゆさぶられました。
    これはやはり、自分の状況が変わったからなんでしょうね・・・。
    自分も結婚し、よりこの主人公達の気持ちによりそうことができたのかもしれません。

    原文ももちろん素晴らしいのですが、訳も、雰囲気が非常に伝わってきてよかったです。
    やわらかなタッチで内容にぴったりの挿絵もとてもいいです。

    これは今年のクリスマスに、自分のために購入したいと思います。
    手元に置いておきたい絵本です。

    投稿日:2010/10/01

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    3
  • 何度読んでも、心揺さぶられる作品

     クリスマス前のこの季節。
     私のために借りてきました。
     小学6年の時に、『オー・ヘンリー集』を読んだのが、この作品との最初の出会いでした。
     絵本となった作品と20代後半に再会し、今また手に取り感動です。
     文体は、原書に近い言い回しで、絵も美しい。
     大人のための絵本という印象です。
     幼な子イエスに贈り物をもたらした東方の賢者に始まるプレゼントについて、改めて考えさせられました。
     相手を愛するおもいの美しさ。
     夫婦互いの行いに、読者が何度読んでも、心揺さぶられる作品です。
     ストーリーをご存知の方も、今一度、この文体に触れてみて頂きたいと思います。

    投稿日:2009/12/02

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    3
  • 思いやり

    • mnmさん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 神奈川県

    すばらしい作品です。
    切なくて、心がきゅっと締め付けられます。
    子ども大人と言わず、幅広い年齢の人に読んでもらいたい絵本です。
    デラの優しさ。ジムの優しさ。互いを思いやる気持ち。少しのすれ違い。
    読み終わった後はじんわりとした温かさが心に残る物語でした。

    投稿日:2010/11/01

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    2
  • 夫婦愛

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子12歳

    中学校時代の英語の教科書で知ったお話。
    その時から気になっていましたが、改めて読んでみると
    文章が味わい深いですね。
    貧しい夫婦、ジムとデラ。
    お互い、相手に贈るクリスマスプレゼントのためにした行いが切実ですね。
    でも、これこそ夫婦愛。
    訳文の妙もあるのでしょうが、ツヴェルガーの絵がその情景を見事に
    描き出してくれて、おすすめです。
    文章がやや長く、少し難しいので、少し年齢が高くないと読み取れないかもしれませんね。
    今、結婚してから読み直すと、また違った味わいがありますね。

    投稿日:2008/01/17

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    2
  • 夫婦のありかたを考えさせられました

    最初にこの絵本を買って読んだときはまだ独身の頃。「へー、いい話ね!」と思ったくらいで、超感動するということはなかった。ところが結婚してからこの本を読み直したところ、その夫婦愛にじーん。お互いの大切な宝物を手放してまでパートナーにプレゼントするお金をつくるなんて・・・。自分を振り返り、もう少し主人に対して思いやりの心を持たなければ・・・と反省しました。

    投稿日:2007/01/05

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  • 相手を思いやる気持ち

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    クリスマスの読み物で、図書館で紹介されてました
    物語はずっと昔から知ってはいたのですが、手に撮りじっくりと読むのは今回が初めてでした
    多分にキリスト教の教えが入って「賢者」と付いていたのかと思いましたが、そうではなくどんなに貧しくとも、相手を思いやる気持ちが、あくまでも「賢者」として讃えた言葉なのだということを・・・・

    ただ訳の言い回しが、小さな子供にはわかりずらいかもしれませんね
    大人も読み物として、おすすめです

    投稿日:2010/11/18

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    1
  • 絵がすてきです

    線の細い絵が、切ないような静かなクリスマスのお話にぴったりです。

    子どもは、大筋では相手を思いやる優しい夫婦の気持ちは理解しましたが、2人のせっかくのプレゼントが、お互いすれ違いのような形になって役立たない結末に、少なからずガッカリしたよう。
    本当にこのお話の良さを理解するのは…やはり5年生以上くらいでしょうか?

    独特の語り口が、「昔の、外国のクリスマスの物語」といった雰囲気で心地良いです。

    投稿日:2010/11/17

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    1
  • 見習わねば・・・

    • ももうさ♪さん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳、女の子0歳

    随分と昔にギフトショップのCMで;
    見聞きしたことがあったので、
    この話の内容は漠然と知っていました。

    子どもだった当時は「息の合わない夫婦だなぁ」
    なんて思ったりしましたが、
    大人になり、
    結婚もした今読んでみると、
    心底相手を思いやって愛し合っている夫婦の、
    暖かい素敵な話だったんだなぁ
    と思いました。

    何と言っても、
    この絵と文体が素敵です。

    私は、こんな風に夫を思いやってあげられているだろうか・・・
    いや、全然駄目だな・・・;
    なんて、反省する事しきりです・・・。

    投稿日:2010/11/09

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    1
  • 感動します!

    この本は、まさに今の、物がありあふれて豊かな暮らしをしている私たちに、新鮮な風邪を吹き込んできます。自分の利益を求めず、ひたすらに相手の最前を思う気持ち。。。そんなメッセージがこの物語から伝わってきます。子供たちにもずっと読み続けたい一冊です、大いにお薦めします。

    投稿日:2010/08/22

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