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はせがわくんきらいや自信を持っておすすめしたい みんなの声

はせがわくんきらいや 作・絵:長谷川 集平
出版社:復刊ドットコム 復刊ドットコムの特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2003年
ISBN:9784835440583
評価スコア 4.83
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みんなの声 総数 57
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49件見つかりました

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  • 泣かないで読めるようになりたい

    • ともリーさん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 女の子9歳、男の子7歳

    絵本のことは結構知っているつもりだったのに(読んだことはなくてもタイトルだけ、内容だけ、作者だけとか)、この本のことは全く知りませんでした。
    予備知識なく図書館で何気なく手に取ってパラパラと読み始め・・・読みながら涙がとまらなくなりました。周囲に誰もいなくて良かった。本を閉じた後もしばらく余韻が抜けませんでした。
    小学校で絵本の読み聞かせボランティアをしているので、絵本を選ぶ基準の一つに「大勢への読み聞かせに向いているかどうか」があります。
    向いているかどうか、ではこの本は「向いている」のかもしれない。事件自体は知らない子が多いだろうけれど、子ども達もこの本のメッセージを受けとめてくれると思う。
    読むなら涙声にならずに読んであげたい。
    でも泣かずに読む自信がまだまだありません。
    そんな日が来るのかな・・・。

    投稿日:2007/11/06

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  • 胸をえぐられるような感動でした

    • ぶらいすさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子11歳

    タイトルからして・・・強烈ですが、絵もお話もとてつもなく強烈です。
    初めて読んだ時、思わず涙が出てしまいました。
    とても、正直にストレートに「弱い子」とその子を取りまく
    クラスメイト、お母さんなどが描かれています。
    主人公の子が「はせがわくん、きらいです」なんて作文書きながら、
    いつも結局はせがわくんを助けてる・・・。
    そんな姿がステキです。
    なんでそんな弱い子になったのかうまく理解できずにいるところや、
    でもそんなはせがわくんをいつも助けてあげてひどい目にあってるところも・・・。
    言葉少ないお母さんの優しさにも深い愛情を感じますし、
    あえて粉ミルクの事件について多くを書かないところが
    逆にこの事件についてもっと知りたい気持ちになります。
    こんな泣き虫で体の弱かった「はせがわくん」がこうして
    表現者になって出した絵本・・・いろんな意味で持っていたい絵本だと思います。
    小学校高学年以上の子に是非読んであげたいです。
    大人でも壁に当たった時読むといいかもしれませんね。

    投稿日:2007/10/04

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  • 強烈で、きつく、辛いけど、すごい!

    • ダリモさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子10歳、男の子8歳、男の子5歳

    この絵本は、昭和30年森永乳業のドライミルクに含まれていた、
    ヒ素によって乳児が被害者になった事件を背景に、
    本人が、子ども時代を絵本にしたものです。
    主人公の長谷川くんは、被害者です。

    強烈です。子供達が長谷川くんに、言う言葉はきついです。
    でも、そんな言葉を、浴びせながらも、長谷川くんの
    面倒をちゃんとみています。
    大人が、ヒ素のことを、話しても、わからないし、
    長谷川くんを嫌いだ!と言い続けるけど、
    ちゃんと、友情が成立しているように思いました。
    関西弁で書かれています。
    読んでみると、言葉はきついけど、愛があります。

    投稿日:2007/07/15

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  • 心のバリアフリー

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    初めて読んだ時は、子どもになんて伝えたらいいのか、正直悩みました。
    でも、何度も目を通して、この男の子は、はせがわくんを対等に扱っているのだと気が付きました。
    だから、嫌いな所は嫌いとはっきり言えるんだと思いました。
    自分より劣っているとか、同情していたら、言えないと思います。
    「ホームランを打ったことのない君に」にも、はせがわくんがいます。

    投稿日:2006/12/22

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  • 心に響く

    この絵本は実際にあった「森永事件」を背景に描かれています。はせがわくんはこの事件の被害者で障害を持っています。題名の通りクラスメイトは「はせがわくんきらいや」と、とてもストレートに言います。でも絵を見るとちゃんと一緒に遊んでいるのです。
    子供は時に残酷な言葉を言います。けれども、心ではちゃんと「大切な事」が分かっているような気がします。
    息子が高学年位になったらさりげなく、サラッと読んでみようと思っています。その時に息子が何かを感じ取ってくれる子になっている事を願います。

    投稿日:2006/04/26

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  • はせがわくんだぁ〜!!

    • ちうやかなさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子10歳、男の子7歳

    作者の最新刊『ホームランを打ったことのない君に』を
    読んでから、改めてこの本を読んでみたら・・・!!
    「はせがわくん」がいたのに気づきました!
    『ホームランを・・・』のほうにも!
    泣けました・・・。
    野球を一緒にやって、ゆるい球を投げてもらっても
    いっつも三振ばかりでぜんぜん勝てないから
    はせがわくんきらいや〜!でも泣いてるはせがわくんを
    おぶって帰ってくれる友達・・・。
    30年前に作者が20歳でかいた「はせがわくん」を
    私も20年ぶりに改めて読みました。
    忘れてはいけないことってたくさんありますね。
    思い出せてよかったです。
    買おうと思います。

    投稿日:2006/03/28

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  • こころで感じて

    • きらりさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子8歳、女の子4歳

    考えるよりもこころで何かを感じてくれればいいと思います。

    この本を読んで子どもの頃を思い出しました。
    小学生の頃養護学級の子を障害児と意識することなく一緒に遊んでいたことを。
    うまく出来ないことがたくさんあってもその子を丸ごと受け入れていたような気がします。
    この主人公の男の子もそうなんだと思います。
    この本を読む子どもたちもそうであって欲しいと思います。

    投稿日:2006/03/03

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  • 長谷川くんの書くはせがわくん

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    とてもインパクトのある絵本です。
    知人に薦められて私用に図書館で借りてきたら、
    息子たちが「これ読んで!」と持ってきました。
    スッと読んで、あえて解説しませんでした。
    きっと心に届いたと確信するからです。

    図書室ボランティアの読み聞かせでも読みました。
    不覚にも涙が出てきて困りました。
    はせがわくんのお母さんの気持ちになっていました。

    「はせがわくんきらいや」
    登場人物の子ども達の言葉は
    ドキッとするほどストレートです。
    でも、優しさがにじんでいるのです。
    ぜひ声に出して、
    五感で感じてください。

    投稿日:2005/01/17

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  • 三度も復刊されている異色作

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子4歳

    とてもインパクトのある作品である。
    題名からしてドキッとするものがあるが、絵のタッチも独特である。モノクロの絵と手書きの文字のバランスも絶妙。
    長谷川君は、幼稚園の時にお母さんの引く乳母車に乗って、やって来た。赤ちゃんの時に、あるメーカーのヒ素入りミルクを飲んだことで、体が弱く、何をやっても友達のようにうまくできずに、へたってしまう。おまけに鼻はたらすし、歯はがたがた、手足はひょろひょろなのだ。
    そんな長谷川君のことを主人公である男の子が、「きらいや」と、何度もつぶやくのである。そんなことを言っても、山登りに行きたいと言えば、連れて行ってあげるし、途中でへたった長谷川君をおんぶしてあげるのだ。なんだかんだ言っても、長谷川君のことをとても気にかけていることが伝わってくるのである。いつもハラハラしながら、心配で目の隅で姿をおって、何かあると、すぐに助けに走る。だから一緒にいると、優しい僕は、しんどくなって「きらいや」とぼやいてしまうのだろう。
    絵本の中の、長谷川君とは、作者自身の子供の頃の姿である。体験談だけに、なおさら強烈な印象を受けます。

    投稿日:2004/06/01

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