さくら保育園には怖いものが2つある
1つはおしいれで もうひとつはねずみばあさん
ねずみばあさんは、先生が持ってる人形
怖い声色で子供たちはどきどきするけど、やっぱり大好き
お昼寝の時間うるさくした さとしとあきらは
先生に押入にいれられてしまう
そこは ねずみばあさんの世界で…
おしおきに押入にいれてしまう保育園なんて
今時ないけど、このお話は不朽。
田畑せいいちさんは、人形劇団におられた経歴もあって
この本の絵は、舞台の香りがします。
毎頁に絵がある訳ではありませんが、
こどもたちはどんどんこのお話にひきこまれていくのです。
ちなみにヒューム管というものを子ども時代初めてこの本で知りました。
ねずみばあさんって、怖いはずなのに
こどもたちは必ず大好きになります。
年長さんまでには出会わせてあげたい本です。