娘たちがそれぞれ2〜3歳の頃によく読んであげた絵本です。
わかやまけんさんの描く色とりどりのフルーツやパン、豪華なケーキなどが目にも楽しくて、娘たちもお気に入りでした。お話は、こぐまちゃんとお母さんの日常が描かれていて、「うちも一緒だな〜」と思いながら読んでいました。ケーキを買ってあげなかったり、公園で「あと3回すべったら帰るのよ」と言うお母さんに思わず大きく共感してしまいます。
絵本だからといって特別な日常を描いているわけでもなく、お母さんが特別優しいわけでもない。毎日同じように繰り返される日々だからこそのリアルな一日が表現されていて、子どもにとっても親しみがわくのではないかなと思いました。