「やまの花まつり」 なかなかよいと思う みんなの声

この絵本に描かれている『花まつり』とは、秩父郡吉田町で実際に行なわれているお祭りだそうです。
そんなことは知らず、春を思わせるやわらかい表紙に惹かれ手に取りました。
花まつりの準備の段階から詳しく説明されており、
いよいよ当日。私も娘もその場にいるようなドキドキ感を味わいました。
娘はこんなんした〜い！ここいきた〜い！と言っていました。

すみれやつつじ、つばきなど、花の紹介もされており、
花まつりというだけあって、絵本全体を通して花描かれている場面が多く、
ほのぼのと温かい気持ちになります。

春の訪れとともに読みたい１冊です。

こどものまつりを題材にした、ちょっとユニークなシリーズ絵本です。
これは、埼玉県吉田町塚越で、５月３日〜４日に行われる花まつりを、１年生のあこちゃんたちや、上級生のごうくんたちを登場人物として、わかりやすく、いきいきとしたお話に仕立てています。

美しい春の花々を、子どもたちが集め、花御堂を作り、上級生の男の子たちは神社に泊まり込んで、まつりの日を迎えるそうです。準備からすべて子ども主体のおまつりなんて、ワクワクするでしょうね。（我が家の子どもたちもうらやましそう。）
その地域ならではの伝統を、ずっと残していってほしいですね。

またまた、長女の好きなつちだよしはるさんの絵が、なんとも美しく、花まつりの雰囲気にぴったりです。