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ベンガルの民話 たまごからうま」 みんなの声

ベンガルの民話 たまごからうま 再話:酒井 公子
絵:織茂 恭子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2003年06月
ISBN:9784039637901
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,588
みんなの声 総数 17
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17件見つかりました

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  • ことわざにもなっている民話

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子20歳、男の子17歳

    ことわざにもなっているベンガル地方の民話だそうです。
    ダーという名のぐうたら男が主人公です。
    ダーは楽をしたいと、市場で馬を買おうとするのです。
    そこで、悪徳商人に言いくるめられて買わされたのが、「馬の卵」。
    じつはかぼちゃなのですが、すっかり信じ込んだダーは、
    持ち帰る途中、卵がかえったと勘違い、その場から逃げる動物たちを
    次々と追いかけるのですね。
    しかも、それぞれ隠れた場所で、違う動物とすり替わってしまい、
    最後にはトラになってしまうところは、やはりベンガルですね。
    テンポの速い展開はまるで落語です。
    オチのセリフも巧いです。
    とにかく、勘違いとはいえ、足の速い馬を追いかけるという前提なので、
    スリリングな様子につい乗せられてしまいます。
    絵もユーモアたっぷり、臨場感も伝わってきます。
    「まゆつば」に近いこのことわざ、興味深いですね。
    幼稚園児くらいから、楽しめると思います。

    投稿日:2014/01/19

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  • 忙しいから絵本

    民話や昔話など、子供たちが進んで手に取らないような絵本を時々図書館で拝借します。こちらも何の気なしに手に取った一冊ですが、読んでいくとまあ、忙しい!どんどん追いかける様子が子供達に伝わるように早く読みました。なんじゃそりゃ!という感じで終わりますが、子供たちは楽しかったようです。

    投稿日:2024/03/12

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  • たのしい!!

    民話が大好きです。

    あとがきによると
    「たまごからうま」という言葉は
    インドのことわざだそうで
    「うそだろー。そんなことありえない!!」の意味だそう。
    このシリーズは、あとがきも読ませます!!

    馬を買う(飼うではない。ひらがなで書いてあるからややこしい)
    つもりで市場に出かけ
    安い馬(それは卵だから)だと言われて
    かぼちゃをつかまされる男。
    帰り着くまで地べたに置くなと言われた巨大かぼちゃ(うまのたまご)を、
    地べたに置いちゃって、その上寝てしまって・・さぁ大変!!
    動物がどんどん入れ替わり
    最後には追いかける動物が虎になって、それに飛び乗っちゃう!!
    ジェットコースター的に、スリル満点!!

    私はどこかで、本当の馬になっちゃうのかなーと思ったのだけれど
    そーではなかった・・。
    最後に、まだ卵を買うことをあきらめてない主人公がとっても愉快!!

    最初から最後まで、とっても楽しめます(#^.^#)

    投稿日:2021/02/03

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  • ベンガル地方の民話です。

    ベンガル地方の民話を再話した絵本です。
    我が家の小学校3年生の娘の国語の教科書(東京書籍)の本の紹介ページに紹介されていました。
    児童書を読むことの方が多くなってきた年齢ですが、小学生になって絵本の醍醐味も味わってほしいと思う時に、ぴったりな本にも感じました。

    投稿日:2020/01/09

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  • 以前に読んだ「たまごから生まれたウマ」を思い出しながら読んだら、とんでもない「うま」が飛び出して(?)、ビックリな展開でした。
    かぼちゃをうまのたまごだと信じる男も男ですが、かぼちゃを割ってしまったきつねを追いかける辺りから、滑稽さはなんだか悲壮感に変わっていきます。
    ベンガルのお話だから、やっぱり虎が出てきたけれど、男が無事で良かった良かった。
    「ふるやのもり」も思い出しました。
    「たまごからうま」ってことわざだったのですね。

    投稿日:2020/01/02

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  • とんだ嘘話

    このお話は、悪い商人に卵(かぼちゃですが)からものすごく足の速い馬が生まれるとだまされてしまった男のお話でした。冷静に考えたらわかりそうなのですが、この男は素直な性格で、信じ込んでいます。案の定この卵(かぼちゃ)は割れてしまって、中から何も出てこず、近くを逃げていた生きものをそうだと思い込んでどんどん追いかけていく姿は面白かったですね。

    投稿日:2015/06/06

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  • あらら

    表紙には「ベンガルの民話」とあります。
    ベンガルと言えば、トラのイメージがある私なのですが・・・この絵本でも、トラがばっちり登場していましたね。
    「うまの卵」というありえない物から始まるお話は、おかしかったです。
    トラの他にも、たくさんの動物が登場するので、変化があってとても面白かったです。

    投稿日:2013/09/02

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  • たまごから うま? 何のことかな?
     
    お話の展開は らくがしたい男が 馬に乗れば歩かなくても良いと 市場に行くのですが・・・・   馬は高くて買えません。

    そんなとき ある男が 馬が生まれるたまごと なんとかぼちゃを売るのです
    えっ!と思うお話でどんな展開になるのか楽しみでした、 絵もダーという男の顔も何とも人の良さそうな まのぬけたような インドのベンガル地方に伝わるお話にあった 絵です。(のんびりした きれいな色使いの絵が 楽しいんです)

    たまごのかぼちゃが 割れた! きつねがつまずいたのに・・・
    寝ぼけたダーは 馬だと思って追っかけるの・・・

    さるを馬とまちがえるところのお話も おもしろい(ナンセンスと言えばそうなんですが・・・・笑えるのです)

    最後はとらのしっぽに捕まるところ とらはえらいめいわくなことですね〜

    ふるやのもりににてる〜

    結末が笑える! 「こんど 買うときは なんのたまごにしたら ええかのう?」

    ベンガル地方の人はのんびりしているのかな?

    「それはうそだ。 ありえない。 うまのたまごだ。」

    いまでも そんな会話があるのだそうで 国がかわれば 言い方があるんですね!

    投稿日:2010/04/10

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  • 落語のような面白さ

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子9歳、男の子7歳

    ベンガルの民話とありましたが、いったいどこなのかわからないまま読んでみました。
    題名にある、「たまごからうま」は産まれないのです!
    良く考えればわかりそうなものですが、そこが物語の面白いところで、最初から最後までのんきな男には笑えます。
    読み終わって、長男にこの男のこと、どう思う?と聞いたら、
    「どうしてわからないんかねえ」・・・
    ママは面白がるだけでしたが、子供は親身になってあげられるようです。

    投稿日:2010/02/26

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  • ベンガルのことわざ!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    下の子に読んでみました。うちの子はキツネがかぼちゃを割ってしまったあたりから、「なんだか怖いことになるんじゃない?」と、結末を心配していました。
    私的にはちっとも怖い結末ではなかったので、
    「大丈夫だよ」と太鼓判を押して読みつづけたのですが、
    やっぱりラストはうちの子のお好みじゃなかったそうです。
    (ちょっと残念。もっと楽しんでくれると思ったのに!)

    織茂恭子さんのイラストも明るく楽しい絵柄でした。
    ぼのさんの感想では、「わらしべ長者に似ている」とありましたが、
    私は大陸バージョン(中国や朝鮮半島)の「ふるやのもり」にも似ている。と思いました。
    しかも出てくる動物がキツネはともかく、馬(卵からは生まれてませんが)、サル、トラで、大陸に伝わる「ふるやのもり」によく似た昔話では、日本の狼に当たる動物がトラなんですよね〜。

    どちらにせよ、テンポがよく、楽しい話でした。
    後書きを読むと、ベンガルの風習や文化についての豆知識が書いてあります。「馬のたまご」という言葉自体とても生活に密着した諺のようなものだったんだな〜と、勉強になりました。

    投稿日:2010/02/21

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