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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

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おじさんのかさ」 ママの声

おじさんのかさ 作・絵:佐野 洋子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1992年05月
ISBN:9784061318809
評価スコア 4.48
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  • 使えば使うほど愛着がわく

    「わたしのぼうし」と同じくらい好きな作品。ぼうしだったり、かさだったり、誰にでも、心の底から愛着を抱いている大切なものってありますよね。かたちに関係なく、大人でも、子どもでも、「大切」と思う気持ちに変わりはないと思います。

     おじさんにとって、黒い傘がまさにそんな存在。でも、大切に思うあまり、雨の日に傘をさせません。傘が濡れてしまうのがいやだからです。その気持ちもまたわかるなぁ、と思いました。
     子どもだったら、シールを貼らずにしまっておきたい、という感じかな? 私の場合、素敵な子供服をクローゼットに掛けて眺めているうちに、子どもが大きくなってしまった(!)なんてことも。
     でも、使ってこそ、「物」なんですよね。それでこそ特別な愛着もわき、思い出にも残る。

     おじさんにそのことを気づかせてくれたのは、雨の日に楽しそうに傘を差す子どもたちでした。
    子どもって、雨が大好きですものね。

     「あめが ふったら ポンポロロン  あめが ふったら ピッチャンチャン」
    本当に子どもは純粋に雨の音を楽しんでいるんだろうな、と思います。

     学校帰りに濡れてはかわいそう、と車で迎えに行ったら、「せっかくお友だちと楽しくぴちゃぴちゃやってたのに!」と、言われてしまった日のことを思い出しました。

    雨の日が楽しくなる絵本です。

    投稿日:2010/09/19

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    3
  • 小学校での読み聞かせ

    • 将軍亭琴音さん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子12歳、女の子10歳、女の子8歳

    小学校の読み聞かせ会で読みました。
    雨が降っている日で、外に行けなかった子供たちが
    読み聞かせ会を選んでくれたようで…
    2年生を中心に20人弱ほど聞いてくれました。
    この日の読み手さんが都合が悪くなり
    急遽、代役で読みましたので、
    どの本も練習なし、一発本番です。

    この本は長女が2年生のときに、生活発表会で
    音楽劇で発表した思い出深い本です。
    ちょうど雨が降っている日だったので
    ぱっと手に取りましたが…
    やはりこの本は練習が必要だったなぁと反省しています。
    雨の日にも使わないくらい、大事に大事にしていた傘を
    思わず開いてしまうような、
    楽しげな歌の演出が出来なかったので、
    子供たちを最後まで引き込むことが出来ず、
    読み始めたときより、子供が減ってしまいました(泣)

    「あめがふったら ポンポロロン
    あめがふったら ピッチャンチャン」を
    何にあてて歌ったら楽しいか、研究してから
    またチャレンジしたいと思います。

    投稿日:2012/09/18

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  • 心に残る言葉や声

    このお話のことを知った時、私はたしか小学生でした。家にあまり絵本はありませんでしたが、近くのこどもセンターで借りてきた絵本数冊を母が朗読したものをカセットテープに録音してくれました。妹と私はそのテープを何度も何度も飽きることなく聴きました。中でも「おじさんのかさ」はお気に入りだったので、この絵本を手にしたり題名を聞いたりする度に、今でも母の声が聞こえてきます。このことに気づいたのは私が結婚した頃でした。母の声と愛情がここまでも鮮明に私の心の中に残っているということに感動して涙が出ました。

    一番はっきりと聞こえるのは最後の奥さんの一言。「あら、かさを さしたんですか、あめが ふっているのに。」これがたまらなくおもしろいんですよね。

    まだ私の息子はこのお話に興味はありませんが、今から私はとても楽しみにしています。何度でも望むだけ読んであげたいと思います。そしていつか息子が大人になりこの絵本を見せた時に「これ好きだったんだよなぁ。今でも母さんの声が聞こえるよ」なんて言ってくれたら、私はきっと嬉し涙を流すことでしょう。

    投稿日:2004/12/04

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  • おじさんの気持ちが分かります

    おじさんの大切な黒い傘。大切すぎて雨の日も使えずに、大事に大事に持っているだけ。ある日、楽しそうに傘をさしている子どもたちを見て、ようやく傘を開く決心をします。

    大事なものはたとえ本来の目的を果たしていなくても、使わないでいたいものってありますよね。多かれ少なかれ誰にもそんな経験があると思います。傘をさしてご満悦なおじさんの表情や、濡れた傘を見に行くところが、なんともかわいいです。

    5歳の娘は、おじさんが傘を使うと「よかったね?」と言っていましたが、「なんで傘なのにささないの?」といまいち納得ができていないような様子でした。まだ少し早かったのかも…。時間を置いてまた読んであげたいです。

    投稿日:2020/06/17

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  • すご〜く大事にしていました

    とっても大事にしている傘にまつわるお話。

    おじさんが主役です。

    大事にしすぎてなかなか傘を使いたがりません…

    雨の日を楽しむ絵本です。

    おじさんは本当に大事にしているんだな〜というのがヒシヒシと伝わってきます。

    ここまで大事にされている傘は幸せですね。

    傘って、雨が降った時に使うものだけれど、

    この絵本では違います。

    なかなか面白いです。

    投稿日:2014/01/26

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    1
  • 音の響きがおもしろい

    小学生のころ、好きだったお話です。

    おじさんの大きな傘がページいっぱいに広がるシーン、
    傘を広げて得意そうなおじさんの表情、
    佐野洋子さんのダイナミックな絵で語られる、
    印象的な場面がいっぱいです。

    1歳の息子は、「あめがふったらポンポロロン、
    あめがふったらピッチャンチャン」のセリフが好きで、
    体を揺らしながら一緒に読みます。
    内容よりも、音のリズムが好きなようです。

    それにしても、自分が大人になって読むと・・・・
    シュールだな〜、と笑ってしまいました。

    投稿日:2011/12/25

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    1
  • 読後、得も言われぬ余韻が・・・

     佐野先生の作品を読んでいると、途中でフランスの方の作品か?と錯覚してしまいます。
     エスプリに富み、どこかシニカルで、哲学的人生訓の香りが漂う作品ばかり。
     読後、得も言われぬ余韻を心に残してくれます。
     読む年齢によって、受け止め方が様々で、年を追うごとにその作品の深さが浸みてきます。

     こちらの作品も、8歳の頃息子に読みました。
     息子は、ハハハと笑い、へんてこなおじさんだ、という感想を持ったようですが、先日先生の訃報を知り、再び息子も読みましたら、「おじさんは、雨の日の傘を差す楽しさをこの年で、初めて知ったのかね」なんてポツリ。
     彼が父親になる頃には、“人生の楽しみ方”という視点で掘り下げ読めるようになるやもしれません。

     初めて開く方は、このおじさんの奇行にお子さんと一緒に笑って読んでください。

     私は、子育てにもこんな傘の扱いを息子にしているようで、反省させられた記憶もよみがえって来ました。

     ラストの奥さんの一言にやはり今回も笑いました。

     佐野先生のご冥福をお祈りいたします。

    投稿日:2010/11/13

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  • 自分が読んだ本を子どもにも

    • 赤青黄さん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子5歳、男の子2歳

    たぶん自分が小学校1年の時の国語の教科書に載っていました。
    宿題で暗記したのかな?「あめがふったら〜」の言葉がすごく好きで雨が降る日は口ずさみながら家に帰ったのを覚えています。
    子どもが出来て佐野洋子さんの絵本だと知ってから、いつか読んであげるのを楽しみにしていました。
    図書館で見つけすぐに手にとって読んだのですが、同じように「あめがふったら〜」に反応。
    そしておじさんが最後に傘を広げたことに安心したようでした。

    自分が子どもの頃に読んだ絵本で子どもに読んだ絵本はいくつかありますが、どれも懐かしいような、でも新しいような不思議な感覚をくれます。
    絵本の楽しさをまた教えてくれました!

    投稿日:2010/10/09

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  • ポンポロロン

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子2歳、男の子0歳

    傘を大切に大切にささないでいたおじさんが
    こどもたちにつられて初めて傘をさしてみます

    傘の素敵な音色にほんわかします
    となりのトトロのワンシーンを思い出しました

    大人は雨が降るとついつい面倒に思ってしまいますが
    子どももこのおじさんも
    雨が降るとワクワクウキウキなんですよね

    明日から見習って雨降りを楽しみ味わう豊かさを持ちたいものだと
    思いました

    投稿日:2010/09/24

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  • 傘は傘として使うから傘なのだ

    この本を読んで、昨年亡くなった父を思い出しました。
    父は車が大好きで、そして汚れるのが嫌い。
    いつもぴかぴかに磨いて、そしてあまり乗らないようにしていました。
    雨の日なんかもってのほか。
    なので、我が家の車は雨の日禁止カーでした・・・^_^;

    佐野洋子さんの本は、さりげなく「考えてねー」と試されているようで、
    いつも開く時身構えてしまいます。
    この本では、傘は傘らしく雨の日に使ってこそ傘なのだと思い、
    だから私は私らしく生きたいとも思いました。
    (その「私らしく」がなんなのか、まだつかめない私でもありますが・・・)
    父が読んだら、どんな感想を聞かせてくれたのでしょうか。

    娘は佐野さんの本はいつも「あっそう」という感じで読み捨てています^_^;
    佐野さんの本って、やっぱり大人向けなのかしら・・・。

    投稿日:2008/11/09

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