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いつも だれかが…」 みんなの声

いつも だれかが… 作・絵:ユッタ・バウアー
訳:上田 真而子
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
本体価格:\1,700+税
発行日:2002年12月
ISBN:9784198616267
評価スコア 4.74
評価ランキング 900
みんなの声 総数 42
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  • さりげなくて、とても奥深い一冊

    おじいさんが、病院で孫に自分の一生を語ります。
    自分はいつも誰かに守られてきたんだと。
    文そのものはそれほどインパクトがないのですが、それに合わせた絵がすごい。
    文と絵が別人であったらできない絵本です。
    バウアーさんは、奥深さを出すために絵とは別にあえて軽い文章にしたのでしょうか。

    いつも誰かが守ってくれた。
    それは運でしょうか。
    誰もが振り返ると、よく無事でここまで生きてこられたと思うのではないでしょうか。
    逆に運の悪い人も目にしてきた。
    第二次大戦のドイツが出てきます。
    ユダヤ人の友達は守ってもらえませんでした。
    戦場では、仲間が死んでいきました。

    だから、今の自分は守られてきたのだと思うのです。
    運命に対する感謝の気持ちでしょうか。
    おじいさんの言葉は孫に引き継がれます。
    誰もが皆、誰かに守られている。
    この気持ちを考えたとき、とても奥が深い。
    守られて当たり前と、大きな勘違いをしている大人たちに対してとても強いメッセージを感じます。

    投稿日:2010/05/14

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    2
  • 死を受け入れるチカラ

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子14歳、女の子12歳

    本屋で偶然手に取ったのが『いつも だれかが…』でした。
    読んでみると忘れられない内容で、いつも気になる存在になりました。

    なにがそんなに気になったのかというと、
    ひとつは、おじいさんを一人でお見舞いに行く少年の姿です。
    きっとおじいさんに会うことが毎日の習慣になっているのですね。
    小さな頃は、おじいさん見守られて育った少年が、
    今は少年がおじいさんを見守っている。
    とてもすてきなことだと思いました。
    そしてもうひとつは、おじいさんを見守っている天使の姿でした。
    だれかにいつも見守られている、
    そんな風に思えたら、毎日がんばって生きられるような気がします。
    きっと生き方だってかわってくるでしょう。

    最後のページは、
    少年が公園を通って、病院から帰る姿が描かれています。
    影もながくなり夕暮れどきなのでしょう。
    石をける少年の後ろには天使の姿があり、
    おじいさんの死が暗示されています。

    きっと少年もおじいさんも、その死を受け入れられることと思います。
    だれかに見守られているって、そういうことだと思うのです。

    投稿日:2009/06/09

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    2
  • ドイツの天使

    • ベーベさん
    • 30代
    • その他の方
    • 長野県

    「ベルリン・天使の詩」という映画でも取り上げられていたドイツの天使の像。おじいちゃんを蔭ながら助けていた天使。目に見えない存在にいつも支えられていることを、再認識させられる、とても素敵なお話でした。(きっと、天使の方も、喜んでいるかもしれません)
    ところどころに、過去の悲しみも出て来て、そういう痛みにもふれているところが、せつないけど、よかったです。

    投稿日:2010/01/25

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    1
  • 面白いです

     おじいさんのことをいつも天使が守ってくれていたというストーリー。
    おじいさんの背後にはいつも天使が描かれていて、ユーモラスなんだけど、どこかじーんとくる話です。絵が魅力的で子どもも大人も楽しめると思います。

    投稿日:2015/12/25

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    0
  • 私にも誰かが・・・

    おじいちゃんが、自分の幸運だった一生を、孫に話して聞かせるというスタイルで進むおはなしです。災難をいくつも乗り越えられたのは、実は天使がいて、いつもおじいちゃんを助けていてくれていたのです。
    思い返せば私にも、そんな天使がいてくれたのかな?と思えることがあります。私ももっと年をとって「いろんなことがあったけど、まあ運が良かった」「幸せだった」と、このおじいさんのように子どもたちに話すことが出来たら、素敵だなと思いました。

    投稿日:2015/03/03

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  • 穏やかに、でもとても深いと感じる絵本

    小2の子供が夜になると「死」について考え込むようになりがちになったのをきっかけに「死」をテーマにした絵本を探して辿りつきました。
    まだ実際に子供には読んでいませんが、読み時を選んで是非読んであげたいと思った一冊です。

    読んでいくととても奥深いと感じられました。
    でもその絵柄でとても優しい印象を受け、おじいさんの言うことの陰でいろいろ助けてくれている天使の様子がとても温かいです。
    深いところは子供には理解できないと思いますが、何かを伝えてくれるという気がします。
    しっかり理解するならもっと年齢が上がってからがいいと思いますが、今読んでもいいなと思える本です。

    投稿日:2014/07/24

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  • 絵から読みとる事

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    おじいちゃんが孫に語りかけるようにお話は進みます
    それはここまで生き続けることができた事に感謝の言葉でした

    「誰かに守られている・・・」そんな言葉とふくよかな女性の天使でそれを表現しています

    ただ良く絵を観察すると、当時のユダヤ人に対する迫害や、戦後の復興の厳しさなど、数多くが言葉以上に物語っているお話です
    ラストにおじいちゃんが入院しているのはホスピスとわかります
    人生の総仕上げの意味では、大人の読み物の気がします

    投稿日:2011/05/17

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  • こんな天使がいたらいいな

    本当に、こんな天使がいたらいいなぁと思います。

    どうにもならないことも、
    乗り越えることの出来ないこともあるけれど、
    この本のように、いつも、誰かが守ってくれているような
    そんな気がしてしまいます。

    きっと誰しも、誰かに守られて生きているんだろうな・・・
    と、思わせてくれる絵本です**

    投稿日:2010/07/21

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  • このような謙虚な気持ちでいたい

     死を迎える直前に、このおじいさんのような謙虚な気持ちでいたいものだと思います。
     たとえどのような死の迎え方であっても。
     確かに、ここまで生きてこれた、いえ生かされてきたということは、恐ろしい奇蹟ににも思えます。
     何かはかり知れない見えない力(愛の手)に守られて来ているのだと。

     本当に心癒される作品です。
     子供にはなかなか伝わり難いかな?と思いながらも薦めたら、「ぼくは、天使さんよりおじいちゃんかな?守られてるって感じがするもの」
     
     作中の天使さんの不休のお勤めぶりに、労いの声を掛けたくなります。
     私たち人間は、お構いなしにあちらへこちらへ人生の舵取りを一人でしているように、思い込んでいることが多いんですけれどね。
     天使さんに感謝をしなくちゃ。
     
     “ドイツで異例の書店店頭での平積みが続いている話題の絵本”というのも、友人ヨーゼフ(ユダヤ人)が忽然と消えるくだりから、戦中戦後の苦しい時代を切り抜けてきたおじいちゃんの人生に、共感する方が多いからだと思いました。

     親子でいろんなことが語り合える一冊だと思います。

    投稿日:2010/03/30

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  • この本ほしい

    この本ほしいなあとって思いました。

    子ども向けというよりは、大人が読んでいいなあと思う本だと思います。

    普段は気がついていないけれど、ついも誰かが見ていてくれて守っていてくれてと思う瞬間が確かにあります。

    戦争のことにもさらっと触れていますが、背景にあるものは深いと思います。

    落ち込んだ時や元気のない時にそっと思いだして自分のために読んでみたい本です。

    投稿日:2009/08/27

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