「はなくそ」 みんなの声

２人の娘たちに読みました。「はなくそ」と言っただけで、「嫌ー。汚いー」と嫌がりつつも、実は下品なものが好きな２人（笑）「えー。」と言いながら読みだしましたが、最後は「すごいねー」で終わりました。タイトルだけで判断しないで、ぜひ読んでもらいたいです。はなくそが役立つなんて（笑）そして、この賢さ。おすすめです。

３歳１０ヶ月の息子に図書館で借りました。
彼は、汚い話が大好きなので。

１ヶ月に一度しかお風呂に入らない子豚の男の子と
子羊の女の子と、、オオカミがでてきます。
３匹の子豚を読んでいるので、息子にもわかりやすかったようです。

…が予想以上の汚い展開が待ち受けていました。
息子はとても喜んでいましたが。
潔癖性のオオカミだったから、効いたのですね。
オナラ攻撃も、息子は大喜びでした。

絵は色使いがシンプルかつ大胆でかわいかったのですがね。
子どもには大受けだと思います。

はなくそとは　
鼻毛によって　鼻の穴から呼吸と共に入り込むゴミを防ぐ際
たまってしまったゴミを
粘液（鼻水）で固形化されたものが代表格であります。
なんとシステマチックな生態！

そいでもって
こどもっちゅうのは、時々大人にもおりますが
はなくそを食べるものであります。
これは　本当にそのシステムは正常に働いているのか？
もしかして　取り除くべきでない良いモノを取り除いてしまっているのではないか？
との疑念から生じていると思われる当然の行為。

そしてそれは人間だけでなく豚にも行われるのであります。
主人公ジュールくんは　きたないきたない豚の子。
どんなに汚いかを説明するくだりでは
クラスに１人くらい　うつむく男子がいることでしょう。

そのジュールくんは　可愛い可愛い羊の少女に恋しておりますが
２人がなんと狼にさらわれ　食べられるというピンチに遭うのです。

しかし　ジュールくんは賢かったのです。
自分の最大の欠点を　最高の武器にして
そして最後には　ぴかぴかに輝くイケメンに変身！

抱腹絶倒！
清潔と常識のみが世界を救うのではないという
貴重な本です。

はじめて読んだのは、電車の中だったけど、
娘と読みながら笑ってしまった。

はなくそをほじくって、食べて・・・。
そのときのジュールの表情が最高！
それだけ聞くと、なんだか汚いばっかりだけど、
はなくそ食べるのも、
オオカミに食べられそうになったジュールの会心の作戦なのだ！

ジュールの頭脳が光る、
パパにオススメの絵本！

タイトルが気に入ったのでこの絵本を選びました。主人公が女の子を大切に思う気持ちが伝わってくるのが良かったです。こんなに思ってもらえる女の子は幸せ者だと思いました。主人公が勇気を振り絞って行動する場面が圧巻でした。愛って素晴らしいな！と思える絵本でした。

子供って”はなくそ”って単語だけで
笑いますね。
レビューを見て「笑いが止まらない」って
書いてあったのですが・・・

「はなくそをパクリ」することで
おおかみが逃げ出した。

うちの子は笑わず・・・呆然。

実はうちの子も常習犯なんです。
パクリってやってるんです。

この絵本を読んで自分が食べてるものが
どんなに気持ち悪くて仰天行動なのか
思い知ったのではないでしょうか。

読み聞かせをしたら、タイトル読んだだけで、子どもたちから笑い声があがるだろうなあと予想できる本。
はなくそって、ほんとにどうしようもなくつまらないものだと思っていたのですが、この本を読むとそうでもないかなって思ったり（笑）
まじめに生きていくよりも、なんとなるさ的に生きていったほうが楽しいことに出あう確立は高いのかなっとも思ったり（笑）
ぶたくんに、生きるヒントをもらった気がします。
重たい気持ちが、読んだ後にふう〜っと軽くなるような、そんな一冊です。

きたないもののなかでも、うんちのようにあまりクローズアップされてないのが「はなくそ」ですね。
これがこの絵本でどのように出てくるか楽しみでした。
この話は、はなくそが主人公なわけではなく、好きな女の子を守るために活躍したのが「はなくそ」」だったわけです。

お話の本質というかメッセージはすぐにわかるし、面白かったですが、なんとなく笑えない本でした。
「うんちしたのはだれ」とかはうちの子は大笑いだったんですが、この本は少々ひきぎみな感じになってしまいました。

個人的に気に入っているのはふたりを襲おうとしたおおかみです。
最後に気分が悪くなった顔が、一番気に入りました。
どちらかというとおおかみに近い気持ちになってしまったようです。

これは子供は大喜びでしょう！！笑えます！

おおかみに捕まったこぶたのジュール。
はなくそを食べたときにはさすがに引きましたが、それも計算のうち。捕まってもオドオドしたり泣いたりせず、冷静に判断できるところがスゴイ。

これぞ、男っすよ！！

そりゃ、ジュリーも惚れるでしょう！！

本をほとんど読まない息子が「読みたい！」と言ったのが、この「はなくそ」
確かに、題からも表紙の絵からも、面白そうなニオイ（臭い？｝がプンプン。

お話は、もう期待以上の面白さでした。

主人公ジュールは、オオカミにつかまった緊迫事態にもかかわらず、
好きな子と一緒にいることにウットリ。今にも食べられそうな時に、
鼻をホジホジ。そして、えぇ〜！食べちゃった！！
そんなジュールの下品な行為を目にしたオオカミの表情が、また面白い！
息子より母の方が先に、ギャハハハ！と声を上げて笑ってしまいました。
子供に受けること間違いナシ！！　とにかく笑えるお話です。